広瀬道貞
日本の実業家 (1934-)
広瀬 道貞(ひろせ みちさだ、1934年(昭和9年)11月12日 - )は、日本のジャーナリスト、実業家。朝日新聞社専務を経てテレビ朝日社長、第13代日本民間放送連盟(民放連)会長などを務めた。
ひろせ みちさだ 広瀬 道貞 | |
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生誕 |
1934年11月12日(90歳) 大分県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部 |
職業 | ジャーナリスト、実業家 |
親 | 広瀬正雄 |
来歴・人物
編集大分県出身。江戸時代の高名な儒学者広瀬淡窓の弟・広瀬久兵衛の子孫で[1]、父は自由民主党衆議院議員、郵政大臣を務めた広瀬正雄[2][3]。
正雄の二男として生まれ[3]、兄に富士紡績社長の広瀬貞雄、弟に元大分県知事の広瀬勝貞、興銀証券常務の広瀬興貞らがいる。
1958年(昭和33年)慶應義塾大学法学部卒業後、朝日新聞社入社[4]。同期に桑島久男。政治部記者として活躍し、1969年那覇支局長、1981年論説委員、1997年代表取締役専務[4]。
1998年(平成10年)全国朝日放送(現・テレビ朝日)に転じ顧問を経て、代表取締役副社長[4]、1999年代表取締役社長[4]、2005年代表取締役会長兼全社変革推進運動顧問[4]、2007年取締役会長[4]、2008年取締役相談役[4]、2009年顧問。
ほかに朝日放送(現・朝日放送グループホールディングス)社外取締役、日本民間放送連盟会長なども務めた。
その他役職
編集- 財団法人放送セキュリティセンター評議員
- 社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会理事
- 社団法人全日本シーエム放送連盟相談役
- 財団法人放送番組国際交流センター評議員
- 財団法人海外通信・放送コンサルティング協力理事
- 財団法人民間放送教育協会理事長
- 財団法人電通育英会評議員
- 財団法人2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会理事
- 財団法人放送文化基金評議員
- 財団法人文字・活字文化推進機構理事
- 財団法人フォーリン・プレスセンター評議員
- 富士山を世界遺産にする国民会議理事
- 財団法人2005年日本国際博覧会協会評議員
- 財団法人森林文化協会評議員
- 社団法人麻布法人会副会長
- 一般財団法人日本プロゴルフ殿堂理事長[5]。
- 公益財団法人香雪美術館理事
映画
編集- 千年の恋 ひかる源氏物語(2001年)製作
- ホタル(2001年)
- 男たちの大和/YAMATO(2005年)製作総指揮
著書
編集- 『補助金と政権党』朝日新聞社、1981年3月20日。ISBN 4022607920。NDLJP:11951270。
- 『新聞記者という仕事』ぺりかん社、1987年6月30日。ISBN 4831501859。NDLJP:12274271。
- 『自民党―長期支配の構造』岩波書店、1989年3月。ISBN 4000034634 - 石川真澄との共著。
- 『政治とカネ』岩波書店、1989年10月。ISBN 4004300908
脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年。
- 『政治家人名事典』日外アソシエーツ、1990年。