師勝町
日本の愛知県西春日井郡にあった町
師勝町(しかつちょう)は、かつて愛知県西春日井郡に存在した町である。
しかつちょう 師勝町 | |||||
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廃止日 | 2006年3月20日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 師勝町、西春町 → 北名古屋市 | ||||
現在の自治体 | 北名古屋市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
郡 | 西春日井郡 | ||||
市町村コード | 23343-9 | ||||
面積 | 8.39 km2 | ||||
総人口 |
43,926人 (2006年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 名古屋市、小牧市、岩倉市、西春日井郡豊山町、西春町 | ||||
町の木 | モクセイ | ||||
町の花 | ツツジ | ||||
師勝町役場 | |||||
所在地 |
〒481-8501 愛知県西春日井郡師勝町大字熊之庄字御榊60 | ||||
座標 | 北緯35度15分01秒 東経136度53分10秒 / 北緯35.25039度 東経136.88617度座標: 北緯35度15分01秒 東経136度53分10秒 / 北緯35.25039度 東経136.88617度 | ||||
ウィキプロジェクト |
1906年(明治39年)7月16日に西春日井郡の4つの村(訓原村、鹿田村、六ツ師村、熊之庄村)が合併し、師勝村として発足した。1961年(昭和36年)4月1日には町制施行して師勝町となった。また1963年(昭和38年)9月1日には、同郡北里村のうち薬師寺地区を編入した。名古屋市のベッドタウンであり、かつては「日本で最も人口密度の高い町」でもあった。
地理
編集河川
編集歴史
編集地名の由来は、小牧・長久手の戦いにおいて、徳川家康が長老に地名を尋ねたところ「志勝村」と答えたためと言われている。しかしながら、師勝町公式ウェブサイトにその命名の由来の記載はなく、1906年に師勝村が、鹿田村、六ツ師村、訓原村、熊之庄村の新設合併で誕生していることから、それ以前に師勝村の名称は確認できない。
沿革
編集- 1906年(明治39年)7月16日 - 西春日井郡の4つの村が合併し、師勝村として発足。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 町制施行で師勝町となる。
- 1963年(昭和38年)9月1日 - 同郡北里村のうち薬師寺地区を編入。
- 2000年(平成12年)9月11日、12日 - 東海豪雨で大きな豪雨災害(水害)。
- 2003年(平成15年) - 師勝町、西春町など西春日井郡の7つの町による名古屋市との合併検討の話が挙がるが、松原武久名古屋市長から「7つの町でまとまれば(人口規模から西区に編入されることなく単独区となることを想定したものだと思われる)、検討する」と慎重な姿勢を見せ、名古屋市との合併を断られる。
- 2004年(平成16年)4月15日 - 師勝町・西春町合併協議会発足。
- 2005年(平成17年)2月2日 - 師勝町・西春町合併協定調印。
- 2006年(平成18年)3月20日 - 北名古屋市発足。廃止。
行政
編集- 町長 : 長瀬保(1995年9月22日 - 2006年3月19日) - 北名古屋市初代市長。
2004年(平成16年)4月15日から西春日井郡西春町との合併協議を開始した。2006年(平成18年)3月20日に西春町と合併して北名古屋市が誕生し、師勝町は廃止された。
財政
編集平成16年度(2004年度)
- 財政力指数 0.93
- 経常収支比率 87.3%
- 標準財政規模 63億2943万円
- 普通会計歳入総額 109億0603万円
- 地方税 54億6487万円
- 地方交付税 3億5773万円
- 地方債 8億8740万円
- 普通会計歳出総額 104億1334万円
- 人件費 23億3257万円 (22.4%)
- 扶助費(生活保護費等) 16億8624万円 (16.2%)
- 公債費(借金の返済) 5億3900万円 (5.2%)
- 人口1000人当たり職員数 6.74人 愛知県市町村平均 7.65人
- 内訳 一般職員 289人(うち技能労務職 23人)、教育公務員 2人(消防職は一部事務組合所属のため0人) 合計 291人
- 町職員一人当たり平均給料月額 30万5200円 すべての職員手当を含まない数字
- 師勝町職員一人当たり人件費概算値 801万5708円
- ラスパイレス指数 89.7
地方債等の残高
- 1普通会計分 65億6100万円
- 2特別会計分 - ( 平成17年度の財政状況等一覧表に記載なし)
- 国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計
- 3関係する一部事務組合分 22億1800万円
- ほかに北名古屋水道企業団分の債務あり
- 4第三セクター等の債務保証等に係わる債務 13億5600万円
地方債等の債務の合計 101億3500万円 (連結会計の考えに基づく ただし特別会計分の地方債は一切含まず)
- 師勝町民一人当たりの地方債残高 23万4596円(3つの特別会計分の債務を除いた数字)
- 国民健康保険特別会計は実質収支が3億8400万円の赤字(他会計からの繰入金は1億6300万円)
教育
編集大学
編集- 名古屋芸術大学師勝キャンパス(音楽学部)
- 名古屋芸術大学短期大学部
中学校
編集- 師勝町立師勝中学校
- 師勝町立訓原中学校
- 師勝町立熊野中学校
小学校
編集- 師勝町立師勝小学校
- 師勝町立師勝西小学校
- 師勝町立師勝東小学校
- 師勝町立師勝北小学校
- 師勝町立師勝南小学校
交通
編集鉄道
編集娯楽
編集- 西春劇場 - 映画館[1]。
名所・旧跡・観光スポット
編集脚注
編集- ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。同文献を出典としている1960年の映画館(東海地方)「消えた映画館の記憶」を参照した。