市橋 利政(いちはし としまさ)は、江戸時代前期の近江国仁正寺藩の世嗣。通称は右近。
市橋長綱(初代藩主・市橋長政の外孫)の次男として誕生。
仁正寺藩嫡子だった政勝が廃嫡されたため市橋政信の養子となる。元禄7年(1694年)に嫡子となって徳川綱吉に拝謁する。しかし、元禄11年(1698年)、病弱を理由に廃嫡された。代わって信直が養子に迎えられ、嫡子となった。
元文4年(1739年)、59歳で没。