島袋翔伍
島袋 翔伍(しまぶくろ しょうご、1990年3月30日 - )は、日本の元プロ野球選手(外野手)。
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県宜野湾市 |
生年月日 | 1990年3月30日(34歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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来歴
編集プロ入り前
編集沖縄県宜野湾市出身。小学校の頃、父の影響で野球を始める。高校は中部商業高校へ入学、上原監督の下、三塁手として甲子園出場を目指すが、県大会で敗退。
2008年、那覇市の社会人野球チームビッグ開発ベースボールクラブに入団し主に1番レフトでレギュラーに定着する。2010年には都市対抗野球大会予選で初めて2次予選に進出したほか、同年の西日本クラブカップで初優勝し主に先頭打者として大きく貢献した。同年、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズからドラフト1位指名を受け、翌2011年同球団へ入団。
独立リーグ時代
編集2011年のシーズンは、打率.296、本塁打9を記録し、リーグのベストナインに選出される。
2012年のシーズンは、前期に打率3割5分を記録してチームの前期優勝に貢献し、リーグの前期MVPを獲得した[1]。しかし、打撃中に右手首を痛め、後期の前半は多くの試合を欠場。その後怪我をしながらも代打で出場するが、打率2割8分台でシーズンを終了した。ベストナインには2年連続で選出された。
2013年のシーズンは、開幕戦にホームランを打ち、今シーズンより導入されたグラゼニ賞(お金を払っても見に来てよかった、と観客に思われるプレーをしたと考えられる選手に贈られる表彰)[2]の4月度表彰選手に選ばれた[3]。チームが前期優勝争いの佳境にあった6月22日の対高知ファイティングドッグス戦では、0-0の9回裏にサヨナラ本塁打を放ち、優勝を引き寄せた[4]。2013年のシーズン終了後、自らの申し出により香川を退団している(任意引退)[5]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集以下の数値は四国アイランドリーグplusウェブサイト掲載の各シーズン選手成績による[6]。
年 度 |
球 団 |
打 率 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
長 打 率 |
出 塁 率 |
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2011 | 香川 | .296 | 58 | 207 | 179 | 30 | 53 | 14 | 1 | 9 | 32 | 28 | 19 | 6 | 1 | 2 | 2 | .536 | .379 |
2012 | .288 | 63 | 263 | 212 | 33 | 61 | 10 | 0 | 5 | 36 | 47 | 41 | 6 | 0 | 4 | 2 | .406 | .411 | |
2013 | .252 | 80 | 334 | 286 | 36 | 72 | 9 | 0 | 6 | 34 | 67 | 39 | 6 | 0 | 3 | 2 | .346 | .350 | |
通算:3年 | .275 | 201 | 804 | 677 | 99 | 186 | 33 | 1 | 20 | 102 | 142 | 99 | 18 | 1 | 9 | 6 | .415 | .377 |
- 各年度の太字はリーグ最高。
タイトル
編集- ベストナイン(外野手、2012年)
- 前期MVP 2012年8月
背番号
編集- 6 (2011年 - 2013年)
脚注
編集- ^ 前期リーグMVPは島袋選手(香川OG)に決定 - 四国アイランドリーグニュースリリース(2012年7月10日)
- ^ グラゼニ賞創設につきまして - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2013年2月26日)
- ^ 4月グラゼニ賞受賞選手の発表について - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2013年5月1日)
- ^ 香川OG、前期Vへ王手/四国ILPlus - 四国新聞2013年6月23日
- ^ 退団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2013年10月17日)
- ^ 記録 - 四国アイランドリーグplus
関連項目
編集外部リンク
編集- 4月度グラゼニ賞受賞者インタビュー 香川オリーブガイナーズ 島袋翔伍選手 - 独立リーグドットコム