岩井文男 (外交官)
日本の外交官 (1960-)
岩井 文男(いわい ふみお、1960年9月13日 - )は、日本の外交官。駐イラク特命全権大使、駐サウジアラビア特命全権大使等を歴任。
経歴・人物
編集京都市出身。洛星高等学校を経て、1984年京都大学法学部卒業、外務省入省[1]。エジプトで2年間アラビア語を学び[2]、外務省経済協力局技術協力課課長補佐、外務省中近東アフリカ局中近東第二課課長補佐、総理府国際平和協力本部事務局参事官補佐、外務省経済協力局無償資金協力課首席事務官、在エジプト日本国大使館一等書記官、同参事官、国際連合日本政府代表部参事官、外務省中東アフリカ局中東第二課長、在イラク日本国大使館参事官、同公使、在ニューヨーク日本国総領事館領事、外務省大臣官房参事官兼中東アフリカ局アフリカ部、同審議官を経て、2015年駐イラク特命全権大使。2018年内閣府国際平和協力本部事務局長。2020年駐サウジアラビア特命全権大使[3]。
同期
編集- 有吉勝秀(23年コスタリカ大使・20年エルサルバドル大使)
- 礒正人(22年クロアチア大使・18年デュッセルドルフ総領事)
- 伊藤康一(24年ギリシャ大使・20年ニュージーランド大使)
- 伊藤直樹(24年ベトナム大使・19年バングラデシュ大使・17年シカゴ総領事)
- 今村朗(23年セルビア大使・20年ジョージア大使・23年セルビア大使)
- 大森茂(17年セネガル大使・15年法務省名古屋入国管理局長)
- 岡田隆(20年アフガニスタン大使)
- 岡庭健(24年アラブ首長国連邦大使・21年ケニア大使)
- 菊田豊(21年ネパール大使・18年ナイジェリア大使)
- 下川眞樹太(22年フランス、アンドラ大使・19年ベルギー大使・17年大臣官房長・16年国際文化交流審議官)
- 杉山明(24年ノルウェー大使・21年特命全権大使(国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当)・18年スリランカ大使・17年儀典長・15年内閣審議官・13年山形県警察本部長)
- 鈴木哲(19年インド大使・17年総合外交政策局長・16年国際情報統括官)
- 竹若敬三(21年北極担当大使・19年ラオス大使)
- 千葉明(22年バチカン大使、19年ASEAN大使・16年ロサンゼルス総領事)
- 梨田和也(19年タイ大使・17年国際協力局長)
- 藤山美典(22年スイス兼リヒテンシュタイン大使)
- 藤原直(21年エディンバラ総領事)
- 正木靖(23年インドネシア大使・20年EU大使・17年欧州局長)
- 森下敬一郎(21年エクアドル大使・17年コロンビア大使)
- 山上信吾(20年オーストラリア大使・18年経済局長・17年国際情報統括官)
- 山田洋一郎(22年モルドバ大使・20年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授(出向)・17年シアトル総領事)
- 山野内勘二(22年カナダ大使・18年ニューヨーク総領事・16年経済局長)
脚注
編集- ^ 毎日フォーラム・霞が関ふるさと記京都府(下)毎日新聞2018/12/10 09:49
- ^ アラビア語とSNSを駆使、イラク人の心つかんだ日本の大使AFP2018年7月18日 20:30
- ^ 日本、駐サウジアラビア日本国大使に岩井文男氏を任命