山門駅
日本の京都府京都市左京区にある宗教法人鞍馬寺が運行する鞍馬山鋼索鉄道の駅
山門駅(さんもんえき)は、京都府京都市左京区にある宗教法人鞍馬寺が運行するケーブルカー、鞍馬山鋼索鉄道の駅である。鞍馬鋼索鉄道の山下駅に相当し、その名のとおり鞍馬寺の山門(仁王門)をくぐってすぐの場所にある。
山門駅 | |
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ケーブルカーのホームと牛若號III(2007年) | |
さんもん Sammon | |
(0.2 km) 多宝塔► | |
南は鞍馬駅、北は多宝塔駅、中央は当駅(山門駅) | |
所在地 | 京都府京都市左京区鞍馬本町 |
所属事業者 | 鞍馬寺 |
所属路線 | 鞍馬山鋼索鉄道 |
キロ程 | 0.0 km(山門起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)1月1日 |
乗換 | 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅(徒歩連絡) |
接続する鉄道路線
編集歴史
編集駅構造
編集「普明殿」という仏堂(1992年(平成4年)完成)が、駅舎を兼ねている。1階の正面入口の正面には仏像(毘沙門天)が安置されている。
「牛若號III」の時代は、1階に「ケーブル受付」という事実上の乗車券売場があり、ここで係員に諸堂維持寄付金(事実上の運賃)を納めて乗車票を受け取っていた。待合所は1階の右側にあり、乗り場はその奥にあった。待合所にはケーブルカーの案内パネルがあった。この頃の「普明殿」の2階には展示スペースが設置され、下りのケーブルカーに乗車した場合は必ずこの展示スペースを通って1階に下るようになっていた。登りのケーブルカーに乗車する際はこの展示スペースを通らなかったが、待ち時間等に2階に上がって展示スペースを見学することは可能であった。
2016年(平成28年)の「牛若號IV」の運行開始後は、2階にケーブルの待合室と乗り場が移され、かつての乗り場が下りケーブルカーに乗車した乗客の出口となった。2階にかつてあった展示は、規模を縮小して1階に移され、2階は完全な待合室となっている。階段を上がった場所には事実上の乗車券である「寄進票」を発売する自動券売機が置かれている。
ホームの柱や手摺は「牛若號III」の時代は朱塗りであったが、改装後は黒塗りとなった。
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山門駅を兼ねる普明殿(2007年10月)
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「牛若號III」時代、普明殿の内部にあった受付(2007年10月)
駅周辺
編集隣の駅
編集- 宗教法人鞍馬寺
- 鞍馬山鋼索鉄道
- 山門駅 - 多宝塔駅