山本若麟
山本 若麟(やまもと じゃくりん、享保6年〈1721年〉 - 享和元年〈1801年〉)は、江戸時代中期・後期の絵師。長崎漢画派のひとり。
名は長昭、字は蘭栄、通称は丹次郎。若麟・瑞翁・温故斎・魯石・長英などと号した。河村若元の長男で、芦塚若鳳は弟。
父に画を学び、とりわけ虎の図を得意とした。唐館公用支配人を務めた。息子の牛島若融、上野若瑞も絵師。若瑞の子に上野若龍がおり、その次男が日本最初期の写真家・上野彦馬である。
作品
編集作品名 | 技法 | 形状・員数 | 寸法(縦x横cm) | 所有者 | 年代 | 落款・印章 | 備考 |
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双鶴図 | 絹本著色 | 99.4x40.8 | 長崎歴史文化博物館 | 1744年(延享元年) | |||
虎図 | 絹本著色 | 1幅 | 93.0x49.6 | 神戸市立博物館 | 1752年(宝暦2年) | ||
水飲虎図 | 著色 | 長崎歴史文化博物館 | |||||
睡虎図 | 著色 | 長崎歴史文化博物館 | |||||
祖師源流図 | 絹本著色 | 1幅 | 122.3x57.2 | 興福寺 (長崎市) | |||
蘭亭曲水図 | 絹本著色 | 1幅 | 1790年(寛政2年) | ||||
桃果図衝立 | 絹本著色 | 衝立1基 | 泉屋博古館 | 1800年(寛政12年) |