山口ヒロキ
山口 ヒロキ(やまぐち ひろき、1978年8月22日 - )は、日本の映画監督。ガウマピクス株式会社 代表取締役。京都府出身。旧名、山口洋輝(読み同じ)。
やまぐち ひろき 山口 ヒロキ | |
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「即興演技サイオーガウマ」告知動画より | |
別名義 | 山口洋輝 |
生年月日 | 1978年8月22日(46歳) |
出身地 | 日本・京都府 |
職業 | 映画監督 |
経歴
編集立命館高等学校、立命館大学文学部卒業。在学中は自主制作映画集団の映画部に所属し、第39代部長を務めた。
1997年、大学1回生より映画制作を開始し、わずか2作目の『深夜臓器』で第2回インディーズムービー・フェスティバルグランプリを受賞(第1回グランプリは北村龍平監督)。
同映画祭のスカラシップ作品として監督した『グシャノビンヅメ』(洋題『ヘルベーター』)が2004年に初の全国劇場公開。
モントリオール・ファンタジア国際映画祭(グランドブレーカーアワード銀賞受賞)にてインターナショナルプレミア上映後、数日でMedia Blastersから北米リリースが決まる。[1]北米、南アジア、ドイツ、イギリスでも配給が決定し、数々の海外映画祭の正式招待を受ける。
2012年、山形県米沢市小野川にて、新作「ヲ乃ガワ -WONOGAWA-」を撮影。それに伴い名前の表記を漢字の"洋輝"からカタカナの"ヒロキ"に変更した。
2013年以降「メサイア」シリーズの映像作品すべての監督を担当。その他「血まみれスケバンチェーンソー」「トリノコシティ」など原作モノの実写映画化で高評価を得ている。
2022年4月、東京池袋活性化映画祭「巡る×シネマ×cafe 3」出品作として、実在する東京池袋のレコード店「だるまや」を舞台とするオリジナル作品『ツクモ電蓄達磨奇譚』を監督。
2024年、生成AIを使用した自身初の生成AI映画『IMPROVEMENT CYCLE』が「キョンサンブクト国際AI・メタバース映画祭」(韓国)に入選したのを皮切りに、韓国の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」[2]AI映画国際コンペティション部門、「釜山国際AI映画祭」(韓国)、「トリエステ国際SF映画祭」(イタリア)、「ブラーノAI映画祭」(イタリア)、「ONEDアート/エクスペリメンタル映画祭」(中国)など、2024年に行われた世界各国のAI映画祭に入選している。
2024年、全編生成AIによるオリジナル映画企画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』[3]の製作を発表。最新作『グランマレビト』を製作中。
監督作品
編集映画
編集- DAY DREAM(1997年)
- 深夜臓器(1998年)
- ハテシナイタメイキ(1999年)
- 響都(1999年)
- グシャノビンヅメ(2003年)
- 虚言症改善パンプ菌注射器(2004年)
- ゑヒX -YEHIME-(愛媛県松山市支援作品)(2009年)
- メサイア「漆黒ノ章」 (2013年)
出演: 浜尾京介 / 太田基裕 / 松田凌 / 小野健斗 / 池田純矢 / 玉城裕規 他
- ヲ乃ガワ-WONOGAWA-(2014年)
出演:前田希美 / 及川奈央 / 深水元基 / マメ山田 / 川本淳市 / 志賀廣太郎 他
- メサイア-深紅ノ章-(2015年)
出演: 赤澤燈 / 廣瀬大介 / 井澤勇貴 / 杉江大志 / 太田基裕 / 玉城裕規 他
- 助手席にジュリエッタ(2016年)
- 血まみれスケバンチェーンソー(2016年)
- メサイア外伝 -極夜 Polar night -(2017年)
出演: 玉城裕規 / 中村龍介 / 赤澤燈 / 井澤勇貴 / 染谷俊之 / 杉江大志 他
- トリノコシティ(2017年)
出演: 山崎丹奈 / 玉城裕規 / 高崎翔太 / 山地まり 他
- メサイア-幻夜乃刻-(2018年)
- 血まみれスケバンチェーンソーRED(2019年)
- MISSION IN B.A.C. THE MOVIE(2020年)
- ツクモ電蓄達磨奇譚(2022年)
ドラマ
編集- ムラタ式幻影回路(衛星劇場にて放映)(2003年)
- 葬儀屋月子(携帯配信用ムービー/主演:及川奈央)(2005年)
- BReAK POiNT(2006年)
- メサイア-影青ノ章(2015年)
- 號哭のカタストロフ(2018年)
- おじさんが私の恋を応援しています(脳内)(2022年)
- 即興演技サイオーガウマ(2019-2022年)
出演: 玉城裕規 / 中村龍介 / 染谷俊之 / 井澤勇貴 / 松田凌 / 小野健斗 / 植田圭輔 / 北村諒 / 廣瀬大介 / 赤澤燈 他
- デスソリッド・コンペティション(2024年)
AI映画
編集- IMPROVEMENT CYCLE -好転周期- (2024年)
- IMPROVEMENT CYCLE BETA (2024年)
- HARD DELIVERY (2024年)
- グランマレビト(2025年公開予定)
受賞歴
編集- 第2回インディーズムービー・フェスティバルグランプリ受賞(『深夜臓器』)
- 第2回京都国際学生フィルムフェスティバル入選(『深夜臓器』)
- 関西CFP'99グランプリ受賞(『ハテシナイタメイキ』)
- 京都シネック2000最優秀賞(『ハテシナイタメイキ』)
- 第3回インディーズムービー・フェスティバル入選(『ハテシナイタメイキ』)
- モントリオール・ファンタジア映画祭グランドブレーカーアワード銀賞(『グシャノビンヅメ』)
- 大風流2000ビデオアートコンテスト第3位(『響都』)
- アルファロメオ I LOVE CINEMA AWARD 2016 グランプリ受賞(『助手席にジュリエッタ』)
関連項目
編集脚注
編集- ^ The 2004 edition of Fantasia
- ^ “Bucheon International Fantastic Film Festival”. BIFAN. 2024年12月30日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “generAIdoscope:ジェネレイドスコープ | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報”. 映画ナタリー. 2024年12月31日閲覧。