少年ナイフ
少年ナイフ(しょうねんナイフ、Shonen Knife)は、日本のガールズバンド[4]。1981年12月29日に結成。
少年ナイフ | |
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左からりつこ、なおこ、えみ(2011年) | |
基本情報 | |
出身地 | 日本・大阪府 |
ジャンル | |
活動期間 | 1981年 - |
レーベル | |
公式サイト | 少年ナイフ Shonen Knife Official Website |
メンバー |
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旧メンバー |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2009年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約3100人 |
総再生回数 | 約51万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年3月20日時点。 |
メンバー
編集- 正規メンバー
- サポートメンバー
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- なる(ベース・ボーカル)
- 旧メンバー
経歴
編集- 1981年、12月29日、学生時代の同級生である山野直子と中谷美智枝、山野の妹の敦子の3人により大阪で結成。当時、山野直子と中谷美智枝はタイガー魔法瓶に勤務していた会社員だった。
- 1982年3月14日、大阪スタジオ・ワンにてファーストLIVE。入場者36人、入場料100円。
- 1982年8月15日、自主制作カセットテープ『みんなたのしく少年ナイフ』リリース。
- 1983年、インディーズレーベルよりアルバム『BURNING FARM』リリース。当時、日本のインディーズレコードの発掘に来たアメリカ、イギリスの音楽関係者によってレコードが海外に広まる。
- 1986年、アメリカでアルバム『PRETTY LITTLE BAKA GUY』をリリース。その後ライブ活動、コンピレーション・アルバムへの参加など海外での活動が多くなると共に、本国より海外での評価が高まっていく。
- 1992年、アルバム『Let's Knife』で国内メジャーデビュー。
- 少年ナイフのファンだったカート・コバーン率いるニルヴァーナと共に全英ツアーを行う。
- 1998年、国内海外両方で精力的に活動を続ける。またこの年に発表されたフルアルバム『HAPPY HOUR』ではジャケットデザインに当時まだ人気が出る前の奈良美智を起用し話題になる。テレビアニメ『アニメ週刊DX!みいファぷー』のエンディング曲に『バナナチップス』が使用される。
- 1999年2月、中谷美智枝が脱退。メンバーは姉妹二人になる。
- 1999年6月18日、シングル『飲茶楼で、めちゃうまかろう/はみがき』リリース(JT[飲茶楼]CMソング)
- 1999年9月、敦子がドラマーからベーシストになる。
- 2006年、ドラムにえつこ(元ピンクパンダー)が正式メンバーとして参加。
- 2008年、ベースにりつこ(元電気キャンディ)が正式メンバーとして参加。
- 少年ナイフのトリビュートアルバムにレッド・クロス、ソニック・ユースなど海外の大物アーティストが参加。
- ウェブサイト上であつこが結婚を発表。活動をロサンゼルスに移すことになりバンドから離れることに。ただし飛び入り参加などで今もライブに参加している。
- カーペンターズのトリビュート・アルバム『イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター〜カーペンターズに捧ぐ』に参加した少年ナイフがカバーした曲「TOP OF THE WORLD」が米マイクロソフト社の全世界向けCMに使用される。日本では2005年にサントリーのチューハイのCMソングとして使われている。
- アメリカのテレビアニメーション「パワーパフガールズ」のテーマ曲に少年ナイフの曲「Buttercup (I'm A Super Girl)」が使用されている。
- 2015年4月、りつこが産休によりバンド活動を一時離脱し、6月のアメリカツアーにはバンドのオリジナルメンバーであるあつこが、5月と7月のライブではなるがサポートで復帰[8]。
- 2015年7月の国内ツアー「"712 DAY PARTY Tour 2015" SHONEN KNIFE」を最後にドラムのえみが脱退[6]。後任にBRINKYのドラマーでもある、りさが加入[5]。
- 2021年3月6日 大阪・心斎橋ANIMAにて、コロナ後の今年初ワンマン・ライブを席数限定で開催。なおこ(Vo/G)・りさ(Dr)・なる(Ba)りつこ(G)のツインギター4人スペシャル編成でのライブ。
- 2021年11月5日、りつこが脱退[7]。
ディスコグラフィー
編集オリジナルアルバム(日本盤)
編集- BURNING FARM(1983年)
- 山のアッちゃん。(1984年)
- PRETTY LITTLE BAKA GUY(1986年)
- 712(1991年)
- Let's Knife(1992年)
- Rock Animals(1993年)
- Brand New Knife(1996年)
- HAPPY HOUR(1998年)
- Strawberry Sound(2000年)
- Heavy Songs(2002年)
- Candy Rock(2003年)
- GENKI SHOCK!(2005年)
- fun! fun! fun!(2007年)
- Super Group(2008年)
- Free Time(2010年)
- 大阪ラモーンズ(2011年)- カバーアルバム。
- Pop Tune(2012年)
- 嵐のオーバードライブ(2014年)
- アドベンチャーでぶっとばせ!(2016年)
- Sweet Candy Power(2019年6月5日)
- OUR BEST PLACE(2023年2月15日)
編集盤
編集- DO THE KNIFE(1992年)- レアトラック集。
- Favorites(1994年)- カバートラック集。
- GREATEST HISTORY(1995年)- レアトラック集。
- Super Mix(1997年)- 小山田圭吾らによるリミックス集。
- IT'S A NEW FIND(1997年)- ミニアルバム。
- Ultra Mix(1998年)- リミックス集。
- MILLENNIUM EDITION(2001年)- ベストアルバム。
- Golden☆Best Universal Hit's(2006年)- 2枚組ベストアルバム。
シングル
編集- Wonder Wine(1996年)
- E.S.P(1996年)
- バナナチップス(1998年4月22日)
- 飲茶楼でめちゃうまかろう(1999年6月18日)
- All I Want For Christmas(1999年12月16日)
- オレンジの太陽(2001年)
その他
編集- みんな楽しく少年ナイフ(1982年)- 少年ナイフ初の自主制作カセット。
- Every Band Has A Shonen Knife Who Loves Them(1995年)- ソニック・ユース、L7など海外アーティストによるトリビュート・アルバム。
- 鉄腕アトム(1998年) - オムニバス・アルバム『ATOM KIDS Tribute To The King "OT"』収録。
- A Tribute to Shonen Knife - Fork and Spoon(2006年)- トリビュート・アルバム。
- Live in Osaka(2006年)- ライブ・アルバム。
- ALIVE! in Osaka(2018年)- ライブ・アルバム。
- みんな楽しく少年ナイフ(2023年7月19日) - CD/LP再発盤
タイアップ一覧
編集曲名 | 使用年 | タイアップ |
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Brown Mushrooms | 1993年 | テレビ東京系『浅草橋ヤング洋品店』オープニングテーマ |
Get The Wow | 1995年 | NHK大阪『オフタイム・カフェ』テーマソング |
トップ・オブ・ザ・ワールド | 1995年 | アメリカ映画『最後の晩餐/平和主義者の連続殺人(英題:Last Supper)』エンディングテーマ |
1996年 | マイクロソフト社CMソング | |
1997年 | TBS系『学校へ行こう!』コーナー「未成年の主張」テーマソング(1997年 - 2004年、2015年) | |
1998年 | アメリカ映画『ファミリー・ゲーム/双子の天使(英題:The Parent Trap)』挿入歌 | |
2005年 | サントリー「-196℃」CMソング | |
2006年 | アメリカ映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』挿入歌 | |
2014年 | テレビ東京系『トーキョーライブ22時』オープニングテーマ | |
がんばれ関西 | 1995年 | キリンビール「関西風味生ビールすっきり仕立て」CMソング |
WONDER WINE | 1996年 | 東宝配給映画『ぼくは勉強ができない』挿入歌 |
バナナチップス | 1998年 | テレビ朝日系『アニメ週刊DX!みいファぷー』エンディングテーマ |
飲茶楼でめちゃうまかろう | 1999年 | 日本たばこ産業「飲茶楼」CMソング |
はみがき | NHK『みんなのうた』より | |
Buttercup (I'm A Super Girl) | 2000年 | テレビアニメ『パワーパフガールズ』テーマソング |
Move on | 2010年 | サントリー「Vittel」コラボ楽曲 |
Osaka Rock City | 2013年 | 映画『ソウル・フラワー・トレイン』主題歌 |
CM提供
編集- ミニッツメイド『goonew/グーニュー』(2010年)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “少年ナイフ”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年4月10日閲覧。
- ^ Prato, Greg. Shonen Knife Biography - オールミュージック. 2022年4月10日閲覧。
- ^ “少年ナイフ(ショウネンナイフ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月10日閲覧。
- ^ 『第三文明』編集部『第三文明』2019年7月号、第三文明社、2019年6月、188頁、ASIN B07RP4V6NS。
- ^ a b “少年ナイフに20歳のドラマー、りさ加入”. 音楽ナタリー (2015年7月13日). 2015年7月13日閲覧。
- ^ a b “少年ナイフのドラムえみが脱退発表”. 音楽ナタリー (2015年5月28日). 2015年7月13日閲覧。
- ^ a b “少年ナイフに約12年在籍したりつこ、バンドを脱退”. 音楽ナタリー (2021年11月5日). 2021年11月6日閲覧。
- ^ “少年ナイフ、ベースボーカルりつこ産休で代打あつこ&なる”. 音楽ナタリー (2015年4月22日). 2015年7月13日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ShonenKnife_少年ナイフ (@ShonenKnife_Mgr) - X(旧Twitter)
- 少年ナイフ Risa (@@ShonenKnifeRisa) - X(旧Twitter)
- 少年ナイフRitsuko (@SK_Ritsuko) - X(旧Twitter)
- 少年ナイフ - Myspace
- 夢は自家用ジェット機! 少年ナイフ インタビュー(12年6月8日 CINRA.NET掲載)
- Planet Knife
- People Interview
- 旧公式ホームページ
- Shonen Knife - オールミュージック