ㇷ
小書き片仮名の「フ」であり、アイヌ語で使用される仮名のひとつである
(小書きフから転送)
「ㇷ」は小書き片仮名の「フ」であり、アイヌ語で使用される仮名のひとつである。前の音と組み合わせ1モーラを形成する。通常は日本語では使用されない。
平仮名 | |
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文字 | |
片仮名 | |
文字 |
ㇷ |
字源 | フの小書き |
JIS X 0213 | 1-6-85 |
Unicode | U+31F7 |
言語 | |
言語 | ain |
ローマ字 | |
アイヌ語 | xhu |
発音 | |
種別 |
「フ」の発音と異なり、フを発音するかしないか(内破音)程度の息が漏れる場合に使用され、音節最後の「h」または「f」の発音となる。アイヌ語の場合は「閉音節の音節末子音h」となる。 また前の音がう段の音でhの音が続く場合にも用いられる。
ㇷに関わる諸事項
編集- アイヌ語に対応する目的で、JIS X 0213で追加された仮名の一つである。
- 同様にアイヌ語で使用されるㇷ゚との関係はない。
- 1923年にバーナム・クース・スティックニーにより作られたキーボード配列のカナタイプにはこの文字が含まれている。