小幡 (名古屋市)
名古屋市守山区の地名
小幡(おばた)は、愛知県名古屋市守山区の地名。現行行政地名は小幡一丁目から小幡五丁目と大字小幡。住居表示は、小幡一丁目から小幡五丁目が実施済み[WEB 5]。
小幡 | |
---|---|
守山区役所 | |
北緯35度12分18.67秒 東経136度58分43.51秒 / 北緯35.2051861度 東経136.9787528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 守山区 |
町名制定[1] | 1985年(昭和60年)7月29日 |
面積 | |
• 合計 | 0.820960451 km2 |
人口 | |
• 合計 | 6,270人 |
• 密度 | 7,600人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
463-0011[WEB 3] |
市外局番 | 052(名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集小幡一〜五丁目は名古屋市守山区中央部に位置し[2]、東は茶臼前、西は大字牛牧・小幡中一〜三丁目、南は小幡南一〜三丁目・大谷町、北西は緑ヶ丘に接する。
大字小幡は現在、小幡緑地本園の一部や隅除川部分に存在する。
現小幡一丁目は1971年以来、守山区役所の所在地となっている。昭和30年代から県営住宅等が建てられ、概ね住宅地となっているが、町域南部の一・五丁目には学校が集中している[2]。
池沼
編集- 緑ケ池(小幡緑地本園内)
歴史
編集東春日井郡小幡村を前身とする。『藩翰譜』や『東照軍艦』には尾幡・小畑の表記もみられた[3]。
町名の由来
編集『尾張志』に「小治田」が変化したものという説があるが、発音が似ていること以外に根拠はなく不詳[4]。
沿革
編集大字小幡
編集- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、東春日井郡小幡村となる[5]。
- 1906年(明治39年)7月16日 - 小幡村が二城村・高間村・大森村と合併し、守山町大字小幡となる[5]。
- 1944年(昭和19年)5月4日 - 一部が大字廿軒家として分立[5]。
- 1954年(昭和29年)6月1日 - 市制施行に伴い、守山市大字小幡となる[5]。
- 1963年(昭和38年)2月15日 - 名古屋市へ編入し、同市守山区大字小幡となる[5]。
- 1984年(昭和59年)11月25日 - 一部が大森二丁目となる[1]。
- 1985年(昭和60年)7月29日 - 一部が小幡一から五丁目・茶臼前となる[6][1]。
- 1989年(平成元年)11月27日 - 一部が小幡中一から三丁目となり、一部を小幡二丁目へ編入[7][1]。
- 1990年(平成2年)11月26日 - 一部が西島町・守山二丁目・大屋敷・西城一および二丁目・城南町・新城・中新・西新・東山町・大牧町となり、一部を小幡中一丁目へ編入[8][5][1]。
- 1992年(平成4年)11月24日 - 一部が小幡太田・小幡千代田・小幡宮ノ腰・小六町・廿軒家・八反となる[9]。
- 1993年(平成5年)11月22日 - 一部が太田井・苗代一および二丁目・菱池町となる[10]。
- 1994年(平成6年)11月21日 - 一部が大谷町・小幡常燈・小幡南一から三丁目・喜多山南・野萩町となる[10]。
- 1996年(平成8年)11月25日 - 一部が喜多山一および二丁目となる[11][10]。
- 2002年(平成14年)11月18日 - 一部が小幡北・翠松園一から三丁目・緑ヶ丘となる[WEB 6][12]。
小幡
編集- 1985年(昭和60年)7月29日 - 守山区大字小幡の一部より同区小幡一および二・四および五丁目が、大字小幡・牛牧の各一部より小幡三丁目が成立[6][1]。
- 1989年(平成元年)11月27日 - 大字小幡の一部を二丁目へ編入。一丁目の一部が小幡中一および二丁目となる[7][1]。
- 1996年(平成8年)11月25日 - 大字小幡字北山・字小林・字嶽ノ水の各一部を小幡三丁目に、大字小幡字嶽の水・字小林・字茶臼前・字北山の各一部が小幡四丁目にそれぞれ編入される[11][13]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前(特記なければ各町丁の一部) |
---|---|---|
小幡一丁目 | 1985年7月29日 | 大字小幡字北屋敷・字小林・字東島、大字小幡字東島前(全域) |
小幡二丁目 | 大字小幡字北屋敷・字小林・字東島 | |
小幡三丁目 | 大字小幡字北山・字小林、大字牛牧中山 | |
小幡四丁目 | 大字小幡字小林 | |
小幡五丁目 | 大字小幡字小林 | |
茶臼前 | 大字小幡字茶臼前 | |
小幡二丁目 | 1989年11月27日 | 小幡二丁目(全域)、大字小幡字北屋敷 |
小幡三丁目 | 1996年11月25日 | 大字小幡字北山・字小林・字嶽ノ水 |
小幡四丁目 | 大字小幡字北山・字小林・字茶臼前・字嶽ノ水 |
世帯数と人口
編集2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
小幡一丁目 | 512世帯 | 1,141人 |
小幡二丁目 | 508世帯 | 1,190人 |
小幡三丁目 | 597世帯 | 1,496人 |
小幡四丁目 | 571世帯 | 1,367人 |
小幡五丁目 | 501世帯 | 1,076人 |
計 | 2,689世帯 | 6,270人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 6,350人 | [WEB 7] | |
2000年(平成12年) | 6,705人 | [WEB 8] | |
2005年(平成17年) | 6,279人 | [WEB 9] | |
2010年(平成22年) | 6,371人 | [WEB 10] | |
2015年(平成27年) | 6,221人 | [WEB 11] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 13]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
小幡一丁目 | 名古屋市立小幡小学校 | 名古屋市立守山東中学校 | 尾張学区 |
小幡二丁目 | |||
小幡三丁目 | 名古屋市立小幡小学校 名古屋市立小幡北小学校 |
名古屋市立守山東中学校 名古屋市立守山北中学校 | |
小幡四丁目 | |||
小幡五丁目 | 名古屋市立小幡小学校 | 名古屋市立守山東中学校 |
施設
編集大字小幡
編集- 小幡緑地(本園)
小幡一丁目
編集- 守山区役所
- 守山保健センター
- 名古屋市守山福祉会館
- [1]名古屋市立小幡小学校
- 名古屋市立守山養護学校
- 名古屋国税局小幡宿舎
小幡二丁目
編集- ふたばみのり園
小幡三丁目
編集- ナフコ不二屋小幡緑地店
小幡四丁目
編集小幡五丁目
編集- 名古屋市立守山東中学校
- 菊華高等学校
- ナフコ不二屋喜多山店
- 愛知県営喜多山西住宅
- 小林公園
-
名古屋市立小幡小学校(2017年10月)
-
名古屋市立守山東中学校(2014年6月)
-
名古屋市立守山養護学校(2016年5月)
-
菊華高等学校(2014年6月)
-
小幡長塚古墳
交通
編集- 愛知県道15号名古屋多治見線(竜泉寺街道)
- 愛知県道59号名古屋中環状線
- 愛知県道61号名古屋瀬戸線(瀬戸街道)
当地区に近接して名古屋第二環状自動車道の小幡ICが存在するほか、庄内川対岸の春日井市内には松河戸ICが存在する。
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集WEB
編集- ^ “愛知県名古屋市守山区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月8日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年4月22日). 2019年4月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “守山区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ “守山区の一部で町名・町界を変更”. 2002年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月21日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月8日閲覧。
文献
編集- ^ a b c d e f g 名古屋市計画局 1992, p. 860.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1556.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 604.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 605.
- ^ a b c d e f 名古屋市計画局 1992, p. 859.
- ^ a b 1985年(昭和61年)1月17日自治省告示第5号「住居表示が実施された件」
- ^ a b 1991年(平成3年)4月19日自治省告示第90号「住居表示が実施された件」
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 857.
- ^ 守山区制50周年記念事業実行委員会 2013, p. 395.
- ^ a b c 守山区制50周年記念事業実行委員会 2013, p. 396.
- ^ a b 1997年(平成9年)3月21日自治省告示第56号「住居表示が実施された件」
- ^ 守山区制50周年記念事業実行委員会 2013, p. 398.
- ^ 名古屋市告示第367号(平成8年10月18日付)
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、小幡 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。