小峯新陸
小峯 新陸(こみね しんり、2001年12月1日 - )は、鹿児島県鹿児島市出身の元プロ野球選手(投手・育成選手)。右投左打。
2022年6月18日 ファイターズ鎌ケ谷スタジアム | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 鹿児島県鹿児島市 |
生年月日 | 2001年12月1日(23歳) |
身長 体重 |
189 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 育成選手ドラフト2位 |
初出場 | 2022年3月25日 |
最終出場 | 2022年8月12日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集鹿児島市立東谷山中学校時代は硬式少年野球チームの鹿児島ヤングタイガーに所属[1]。
鹿児島城西高等学校では2年春からエースとなるも[2]、3年時は腰や右肩の故障のため背番号11となり、チームも県大会4回戦で敗れ甲子園出場はなかった[3]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議において東北楽天ゴールデンイーグルスから育成2位指名を受け、10月29日に支度金200万円、年俸230万円(推定)で仮契約を結んだ[4]。背番号は138。
楽天時代
編集2020年は、体力作りに専念し、二軍でも試合出場はなかった。
2021年は、イースタン・リーグで9試合に登板し、1勝1敗、防御率4.82だった[5]。
2022年は、春季キャンプから一軍に帯同。オープン戦では3試合の登板で計4回を2安打1失点4奪三振、防御率2.25の成績を残し、3月19日に支配下登録されることが発表された[5][6]。背番号は30。3月25日、対千葉ロッテマリーンズ(楽天生命パーク宮城)0-4の9回表に5番手でプロ初登板、2四球と1安打で一死満塁のピンチを招くも後続2打者を抑え1回無失点で切り抜ける。4月30日、対福岡ソフトバンクホークス(楽天生命)2-5の9回表に登板し、プロ初奪三振などで二死無走者としたものの、直後に3連打を打たれプロ初失点を喫する。5月28日、対東京ヤクルトスワローズ(楽天生命)3-8の8回表に登板した際は、プロ入り後最多となる3失点を喫した。その後一軍戦の登板は8月12日対埼玉西武ライオンズ(楽天生命)0-5の8回表1イニングのみ。6試合に登板し6イニング自責点4、防御率6.00の成績に終わった。
2023年は背番号30が新人の平良竜哉に与えられ68に変更となるが、一軍公式戦登板機会はなく、一軍シーズン最終戦終了翌日の10月11日、他10選手らとともに翌年契約を結ばないことを通告されるとともに育成再契約を打診され、受諾の意向を示した[7]。11月18日、育成選手として再契約をした[8]。背番号は入団当初と同じ138[9]。
2024年も公式戦での登板機会はほとんどなく、シーズン最終盤に2試合に投げたのみだった。オフに2年連続での戦力外通告を受けた[10]。11月29日に球団より同年限りでの現役引退が発表[11]。
現役引退後
編集選手としての特徴
編集肩周りの可動域が広い利点を生かしたテイクバックの大きいフォームが特徴[12]。長身から投げ下ろす角度のある球が武器[13]。高校時代の最高球速は145km/h[14]、プロ入り後の最高球速は153km/h[15]。変化球はカーブ、スライダー、スプリットを駆使する[12]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2022 | 楽天 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 6.0 | 9 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 4 | 6.00 | 2.33 |
通算:1年 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 6.0 | 9 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 4 | 6.00 | 2.33 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2022 | 楽天 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
編集- 初記録
- 初登板:2022年3月25日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(楽天生命パーク宮城)、9回表に5番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:2022年4月30日、対福岡ソフトバンクホークス4回戦(楽天生命パーク宮城)、9回表にジュリスベル・グラシアルから見逃し三振
背番号
編集- 138(2020年 - 2022年3月18日、2024年)
- 30(2022年3月19日 - 同年終了)
- 68(2023年)
登場曲
編集- 『RGTO (feat. SALU, H.TEFLON, K DUB SHINE)』AKLO(2020年)
- 『Fight Song』Rachel Platten(2021年)
脚注
編集- ^ 「OB情報」『鹿児島ヤングタイガー』。2021年2月25日閲覧。
- ^ 「【鹿児島】鹿児島城西2年・小峯にG古城スカウト「ハンパない投手になってもらいたい」」『スポーツ報知』2018年7月12日。2021年2月25日閲覧。
- ^ 「プロ注目鹿児島城西・小峯2回3K勝利貢献/鹿児島」『日刊スポーツ』2019年7月7日。2021年2月25日閲覧。
- ^ 「楽天、育成D2・小峯と合意 年俸230万円」『サンスポ.com』2019年10月29日。2019年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月25日閲覧。
- ^ a b 「楽天の育成・小峯新陸が支配下昇格「びっくりしています。まだスタートライン」」『BASEBALL KING』2022年3月19日。2021年3月19日閲覧。
- ^ 「小峯 新陸選手 支配下選手登録に関して」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2022年3月19日。2022年3月19日閲覧。
- ^ 「【楽天】西川遥輝、塩見貴洋ら11選手に戦力外 9月に右肘手術の西口直人には育成再契約を打診」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2023年10月11日。2023年10月11日閲覧。
- ^ 「楽天・小峯が育成再契約 年俸は470→360万円「まずは支配下に上がれるように」」『Sponichi Annex』2023年11月18日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「楽天が背番号変更を発表 西口直人「062」、小峯新陸「138」」『サンスポ』2023年11月18日。2023年11月18日閲覧。
- ^ 「選手契約に関して」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2024年10月5日。2024年11月4日閲覧。
- ^ a b 「楽天、戦力外通告の平良竜哉と育成契約 3選手の引退も発表」『中日スポーツ』2024年11月29日。2024年11月29日閲覧。
- ^ a b 「【楽天】育成3年目右腕・小峯新陸、則本流スライダーと田中将流投球術で支配下登録勝ち取る」『スポーツ報知』2022年2月12日。2022年4月14日閲覧。
- ^ “小峯新陸 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 選手”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年4月14日閲覧。
- ^ 「楽天育成2位小峯ハンパないって!腕見えぬ変則投球」『日刊スポーツ』2020年1月16日。2021年2月25日閲覧。
- ^ 「【楽天】育成の最速153キロ右腕・小峯新陸「びっくりしています」開幕前に支配下登録」『スポーツ報知』2022年3月19日。2022年3月28日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 小峯新陸 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 68 小峯 新陸 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE