富坂聰
富坂 聰(とみさか さとし、1964年 - )は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。拓殖大学教授。国家基本問題研究所企画委員[1]。
とみさか さとし 富坂 聰 | |
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生誕 |
1964年(59 - 60歳) 日本 愛知県 |
職業 | ジャーナリスト、ノンフィクション作家 |
経歴
編集1964年、愛知県出身。1980年に単身台湾に渡る。中国語を勉強した後に、中国に留学。北京語言学院を経て、北京大学中文系に進む。1988年に北京大学中退後、週刊ポスト記者、週刊文春記者を経て、2002年にフリージャーナリストとして独立。中国情勢や中国問題に関する取材を中心に、インサイドレポートを発表している。週刊文春の記者時代の同僚にジャーナリストの中村竜太郎がいる。
1994年、『龍の伝人たち』(小学館)により21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞受賞。文藝春秋、週刊文春、週刊ポストなどさまざまな雑誌メディアへの執筆活動の他、テレビ番組のコメンテーターも務める。2014年4月、拓殖大学海外事情研究所教授に就任[2][3]。
主張
編集著書
編集単著
編集- 『「竜の伝人」たち 「天安門」後を生きる新中国人の実像』(1994年、小学館)
- 『中国語大人の会話集』(1995年、ナツメ社)
- 『北京「中南海」某重大事件』(1997年、講談社)
- 『潜入 在日中国人の犯罪』(2001年、文藝春秋→文春文庫)
- 『苛立つ中国』(2006年、文藝春秋→文春文庫)
- 『中国という大難』(2007年、新潮社)のち文庫
- 『中国ニセ食品のカラクリ』(2007年、角川学芸出版)
- 『ルポ 中国「欲望大国」』(2008年、小学館101新書)
- 『中国報道の「裏」を読め!』(2009年、講談社)
- 『平成海防論 国難は海からやってくる』(2009年、新潮社)『平成海防論 膨張する中国に直面する日本』文春文庫
- 『中国の地下経済』(2010年、文春新書)
- 『中国マネーの正体 日本に群がる!』(2011年、PHPビジネス新書)
- 『中国人民解放軍の内幕』(2012年、文春新書)
- 『中国を毒にするも薬にするも日本次第 幼稚な反中感情を排した中国論』飛鳥新社 2012
- 『チャイニーズ・パズル 地方から読み解く中国・習近平体制』ウェッジ 2012
- 『中国の破壊力と日本人の覚悟 なぜ怖いのか、どう立ち向かうか』朝日新書 2013
- 『中国人は日本が怖い! 「反日」の潜在意識』飛鳥新社 2013
- 『間違いだらけの対中国戦略 日本人だけが知らない中国の弱点』新人物往来社 2013
- 『習近平と中国の終焉』角川SSC新書 2013
- 『中国の論点』角川oneテーマ21 2014
- 『中国汚染の真相 「水」と「空気」で崩れる中国』KADOKAWA 2014
- 『中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流』PHP新書 2015
- 『中国無秩序の末路 報道で読み解く大国の難題』角川oneテーマ21 2015
- 『中国狂乱の「歓楽街」』KADOKAWA 2015
- 『習近平の闘い 中国共産党の転換期』角川新書 2015
共編著
編集- 『悪代官と宇宙ロケットのチャイナ 引き裂かれた「人民中国」の光と影』(2006年、洋泉社)共著:森一道、山本隆一、由井戸励
- 『中国官僚覆面座談会 お人好し日本人フォーエバー!』(2008年、小学館)- 司会・構成
- 『比較で読み解く中国人とインド人』中島岳志共著 講談社 2012
- 『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』保阪正康,東郷和彦,宇野常寛,江田憲司,鈴木邦男,金平茂紀,松元剛共著 角川oneテーマ21 2013
翻訳
編集脚注
編集外部リンク
編集- 富坂聰 (@satoshitomisak) - X(旧Twitter)
- 現代中国の専門家 富坂聰 - 個人 - Yahoo!ニュース
- 富坂聰 - 国家基本問題研究所