宮ノ越宿
中山道36番目の宿場
特徴
編集天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、宮ノ越宿の宿内家数は137軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠21軒で宿内人口は585人であった。
最寄り駅
編集史跡・みどころ
編集- 巴が渕
- 木曽川が巴状に渦巻く渕であったことからこの名がある。巴御前がここで水浴をしたという伝説が残る。
- 旗挙八幡宮
- 木曾義仲旗挙の地。境内の欅は樹齢800年という。
- 義仲館(よしなかやかた)
- 1992年(平成4年)開館した資料館。
- 2021年「義仲と巴を後世に語り継ぐ資料館 アーティストによる義仲と巴の新しい伝承」としてリニューアルした。入口に義仲・巴御前の銅像が建つ。入館料は高校生以上-300円。
- 本陣跡
- 脇本陣・問屋跡
- 民家田中家
- かつての旅籠
- 後膳水
- 江戸末期~昭和初期の井戸で明治天皇にこの水でお茶を献上したためこの名がある。
福島宿までの史跡・みどころ
編集ルートは中部北陸自然歩道となっている。
ゆかりの人々
編集参考文献
編集- 児玉幸多 『中山道を歩く』中公文庫、1988年 ISBN 4122015561