室町公大
明治期の政治家・華族
室町 公大(むろまち きんもと、1868年3月17日(慶應4年2月24日[1])- 1907年(明治40年)9月7日[1][2])は、明治期の政治家・華族。貴族院伯爵議員。旧姓・四辻[1]、幼名・峯太郎[1][3]。
経歴
編集山城国京都で四辻公賀の長男として生まれる[1][4]。1884年(明治17年)7月、叔父・義兄公康が室町と改姓[1][3]。1888年(明治21年)公大と改名[3]。義兄・公康の死去に伴い、1890年(明治23年)5月10日に伯爵を襲爵した[1][5][6]。
1904年(明治37年)7月10日、貴族院伯爵議員に選出され[7][8]、死去するまで在任した[2][6]。その他、歌御会始講頌御人数、英照皇太后御葬祭斎官などを務めた[2]。
親族
編集系譜
編集東山天皇の男系六世子孫である。東山天皇の孫(閑院宮直仁親王の子)で鷹司家を継いだ鷹司輔平の男系後裔。
詳細は皇別摂家#系図も参照のこと。
脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録〔初版〕』人事興信所、1903年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 大植四郎編『明治過去帳』新訂初版、東京美術、1971年(原著私家版1935年)。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 下巻』霞会館、1996年。
- 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年。
関連項目
編集日本の爵位 | ||
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先代 室町公康 |
伯爵 室町家第2代 1890年 - 1907年 |
次代 室町公藤 |