奥多摩橋
東京都青梅市にある橋
奥多摩橋(おくたまばし)は、東京都青梅市柚木町 - 二俣尾の多摩川に架かる東京都道200号柚木二俣尾線の橋長177.23 m(メートル)のアーチ橋・トラス橋。土木学会選奨土木遺産。
奥多摩橋 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都青梅市柚木町 - 二俣尾 |
交差物件 | 多摩川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 東京都道200号柚木二俣尾線 |
管理者 | 東京都西多摩建設事務所 |
設計者 | 小西泰 |
施工者 | 宮地鐵工所 |
竣工 | 1939年(昭和14年) |
開通 | 1939年(昭和14年)5月15日 |
座標 | 北緯35度48分2.5秒 東経139度12分56.3秒 / 北緯35.800694度 東経139.215639度 |
構造諸元 | |
形式 | アーチ橋・トラス橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 177.230 m |
幅 | 5.5 m |
最大支間長 | 108.000 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集奥多摩橋は第二次世界大戦前の道路用アーチ橋として最大支間長である108 mを誇り、アーチライズの大きな橋梁である[1]。また、側径間には上路ボーストリングトラスが採用されている[2]。
歴史
編集1939年(昭和14年)3月竣工の鋼アーチ橋であり[4][5]、5月15日に開通した。1991年(平成3年)にRC床版から鋼床版に取替え、歩道設置、景観整備が実施された[2]。2009年(平成21年)に土木学会選奨土木遺産に選定された[4][1]。
周辺施設
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 1991年に増設
- ^ 1991年にRC床版から鋼床版に打替
- ^ 現・宮地エンジニアリング
出典
編集参考文献
編集- 紅林章央、前田研一、伊東孝「東京奥多摩町・青梅街道の昭和前期における橋梁の進展に関する研究」『土木史研究論文集』第25巻、土木学会、2006年、99-116頁、doi:10.11532/journalhs2004.25.99、ISSN 1349-5712、NAID 130003857028。
外部リンク
編集- 東京都西多摩建設事務所 - 橋梁管理者