大金駅
栃木県那須烏山市大金にある東日本旅客鉄道の駅
大金駅(おおがねえき)は、栃木県那須烏山市大金にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)烏山線の駅である[1]。宝積寺駅管理の無人駅。
大金駅 | |
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駅舎と大金神社(2015年5月) | |
おおがね Ōgane | |
◄鴻野山 (4.4 km) (2.6 km) 小塙► | |
所在地 | 栃木県那須烏山市大金152 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■烏山線 |
キロ程 | 12.7 km(宝積寺起点) |
電報略号 | オネ←ヲネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
300人/日(降車客含まず) -2012年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)4月15日[2] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1923年(大正12年)4月15日:開業[2]。
- 1975年(昭和50年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅になる[2]。
- 1993年(平成5年)1月16日:JR東日本宇都宮地区指導センターが駅構内に「大金神社」を建立[3][4]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間に編入される[5]。
- 2013年(平成25年)8月1日:烏山線CTC化に伴い、同日より社員が終日不在となり無人駅化。あわせて自動券売機も撤去される[6][7]。
- 2014年(平成26年)3月15日:新駅舎の供用を開始[8]。
駅構造
編集宇都宮統括センター(宝積寺駅)管理の無人駅。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で[1]、互いのホームは構内踏切で連絡している。烏山線の途中駅では唯一交換が可能である。
かつては直営駅でみどりの窓口が設置されていた。2008年(平成20年)2月29日限りでマルス端末が撤去され出札窓口は閉鎖された。その後も烏山線の閉塞方式の関係(当駅 - 烏山駅間がスタフ閉塞式)から運転扱いを行う社員(輸送係)が配置されていたが、特殊自動閉塞化された後、CTC化されたことから2013年(平成25年)7月31日をもって社員配置は終了し、翌8月1日より完全な無人駅となった[6]。同時に構内に設置されていた自動券売機も撤去されている[7]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■烏山線 | 下り | 烏山方面[9] |
2 | 上り | 宝積寺・宇都宮方面[9] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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旧駅舎(2007年8月)
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仮駅舎(2013年12月)
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待合室(2021年10月)
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ホーム(2021年10月)
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構内踏切(2021年10月)
利用状況
編集JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2012年度(平成24年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 409 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 405 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 408 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 401 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 382 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 385 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 379 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 377 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 382 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 351 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 343 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 322 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 300 | [利用客数 13] |
駅周辺
編集- 那須烏山市役所南那須庁舎[10](旧・南那須町役場)
- 大金温泉[11]
- 南那須郵便局[12]
- 那須烏山市立荒川小学校[13]
- 那須烏山市立南那須中学校[14](旧・那須烏山市立荒川中学校[15])
- 栃木県道10号宇都宮那須烏山線[16]
- 栃木県道233号小川大金停車場線[17]
- 那須烏山警察署田野倉駐在所[18]
- 那須烏山市立南那須図書館[19]
- 大金吊り橋 - 荒川に架かる非対称の吊り橋[20]
- かましん 大金店
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、29頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、470頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d “車窓”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年1月21日)
- ^ a b “お金もうけも祈願? 駅構内に「大金神社」 JR烏山線”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 東京地方版. (1993年1月17日)
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ a b “8月1日からJR烏山駅及びJR大金駅の業務内容が変わります!”. 那須塩原市公式ホームページ. 那須烏山市. 2013年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月4日閲覧。
- ^ a b 「烏山線大金駅を無人化 JR方針 烏山駅も窓口業務廃止 那須烏山 利用減少、市長受け入れへ」『下野新聞』下野新聞社、2013年7月23日、朝刊、24面。
- ^ “日光、烏山線6駅舎完成 JR東日本”.下野新聞(下野新聞社). (2014年3月14日)
- ^ a b “駅構内図(大金駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
- ^ “那須烏山市役所 南那須庁舎 教育委員会 学校教育課”. エキテン. デザインワン・ジャパン. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “南那須・大金温泉”. エキテン. デザインワン・ジャパン. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “南那須郵便局”. エキテン. デザインワン・ジャパン. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “那須烏山市立荒川小学校(宇都宮)の施設情報”. いつもNAVI. ゼンリンデータコム. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “那須烏山市立南那須中学校”. Mapion電話帳. ONE COMPATH. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “学校概要”. 那須烏山市立南那須中学校. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “栃木県公共事業事前評価・自己評価書 [県土整備部 道路事業]”. 栃木県県土整備部. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “小川大金停車場線”. Mapion電話帳. ONE COMPATH. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “栃木県 警察本部 那須烏山警察署 田野倉駐在所”. エキテン. デザインワン・ジャパン. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “那須烏山市役所 南那須図書館”. エキテン. デザインワン・ジャパン. 2023年2月24日閲覧。
- ^ “大金吊り橋”. とちぎ旅ネット. 栃木県観光物産協会 (2021年12月2日). 2023年2月24日閲覧。
利用状況
編集- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(大金駅):JR東日本