夏目漱石賞
選考委員
編集受賞作
編集第1回(1947年度)
編集- 当選
- 渡辺伍郎「ノバルサの果樹園」
- 佳作
- 候補
第2回(1950年度)
編集- 当選
- 斎藤芳樹「雨降る孤島」
- 入選
- 青江禎子「白い花」
- 関沢敦子「食草の記」
- 豊永友一「鳶の舞う里」
- 候補
- 都々木潮「北越の邪人」
- 平井修「生きてゐるのか?」
- 鬼頭糝天「西行の女」
- 豊田啓之助「後家」
- 木村龍「ダモイ船」
- 長江暉文「金の座」
- 角浩一「火と毒」
- 奥山杣夫「六さんの話」
- 瀧本次郎「鮎と少年」
- 清水栄一郎「聯隊墓標」
受賞作の収録書籍
編集第二次夏目漱石賞
編集1968年2月、河出書房が主催しての夏目漱石賞が設けられ、川端康成、野上弥生子、内田百閒、武者小路実篤、志賀直哉を顧問とし、夏目純一、夏目伸六を相談役とし、選考委員に丹羽文雄、伊藤整、江藤淳、平野謙、井上靖、小島信夫、野間宏、武田泰淳、中村光夫、山本健吉の10人が当たるということで、書籍に与えられるものとして発足する予定で発表されたが、ほどなく河出書房が倒産し、それきりになっている[1]。
脚注
編集- ^ 『伊藤整日記 第8巻』平凡社