坂西由蔵
日本の経済学者
坂西 由蔵 (さかにし よしぞう、1877年(明治10年)12月4日 - 1942年(昭和17年)5月27日)は、日本の経済学者。神戸高等商業学校(現神戸大学)教授を務めたが失明し辞職した。
人物・経歴
編集兵庫県城崎町生まれ。京都商業学校、東京市立商工中学を経て[1]、1902年東京高等商業学校(現一橋大学)本科卒業[2]。1904年同校専攻部卒業。福田徳三門下。同年神戸高等商業学校(現神戸大学)講師。1906年同教授[1]。1907年から留学しルヨ・ブレンターノに師事するなどした[3]。1925年失明し辞職[3]、叙従四位[4]。1933年東京商科大学経済学博士[5]。1942年紀元二千六百年祝典記念章受章[6]。ゼミの指導学生に大塚金之助[7]、宮田喜代蔵[8]、宮下孝吉など[9]。
脚注
編集- ^ a b 坂西由蔵(読み)さかにし・よしぞう朝日日本歴史人物事典
- ^ 東京商科大学卒業生名簿 昭和16年5月末日現在
- ^ a b 坂西 由蔵(読み)サカニシ ヨシゾウ20世紀日本人名事典
- ^ 官報 1925年05月25日
- ^ 中世ヨーロツパ経済史 坂西, 由蔵, 1877-1942 サカニシ, ヨシゾウ
- ^ 官報 1942年08月29日
- ^ 「大塚金之助関係資料解題」一橋大学附属図書館
- ^ 宮田喜代藏博士の学問 : 生活経済学と平価切下論 (宮田喜代藏博士記念號)国民経済雑誌巻(号)99(6)ページ81-100出版者神戸大学経済経営学会刊行日1959-06公開日2007-09-28
- ^ 宮下孝吉先生の学問 (宮下孝吉博士記念號)国民経済雑誌巻(号)110(3)ページ99-116出版者神戸大学経済経営学会刊行日1964-09