地獄の警備員
『地獄の警備員』(じごくのけいびいん、The Guard from Underground)は、1992年の日本のスリラー映画。2021年にデジタルリマスター版が公開された[1]。
地獄の警備員 | |
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The Guard from Underground | |
監督 | 黒沢清 |
脚本 |
富岡邦彦 黒沢清 |
製作 | 中村俊安 |
製作総指揮 |
宮坂進 生駒隆治 |
出演者 |
松重豊 久野真紀子 |
音楽 | 岸野雄一 |
撮影 | 根岸憲一 |
編集 | 神谷信武 |
製作会社 |
日映エージェンシー ディレクターズ・カンパニー |
配給 | アテネ・フランセ文化センター |
公開 | 1992年6月13日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
あらすじ
編集成島秋子(久野真紀子)はバブル期で急成長中の商社に就職し、絵画取引部門で働き始める。同じ日に入社した警備員の富士丸(松重豊)は、元力士だった。彼は過去に殺人を犯したのだが、精神鑑定の結果、無罪となっている。ここでも富士丸は周囲の人間を次から次へと殺害していく。やがて、残業のために会社に残っていた成島秋子は、富士丸と対決することになる。
キャスト
編集評価
編集青山真治は「ここ数年のうちに作られた最も真摯な日本映画」として本作を評価した[2]。また、『Midnight Eye』のNicholas Ruckaは「低予算と最小限の人員でありながら、最大の創造力を発揮している」と述べた[3]。
脚注
編集- ^ “松重豊が元力士の殺人警備員に、黒沢清「地獄の警備員」リマスター版公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年2月12日). 2022年5月15日閲覧。
- ^ 青山, 真治「男の意地を賭けた死闘 『地獄の警備員』」『われ映画を発見せり』青土社、2001年、215-129頁。
- ^ Rucka, Nicholas (2002年3月28日). “Midnight Eye review: The Guard from Underground”. Midnight Eye. 2014年7月11日閲覧。
外部リンク
編集- 地獄の警備員 - 日本映画データベース
- Jigoku no keibîn - IMDb
- 映画地獄の警備員 (@jigokunokeibin) - X(旧Twitter)