土龍斎(とりゅうさい、生没年不詳)とは江戸時代の浮世絵師。
礒田湖龍斎の門人かといわれる。安永期に土龍斎と号して噺本に挿絵を描いている。土龍斎は安永5年(1776年)刊行の噺本『売言葉』(整々畔市和作)に湖龍斎とともに2葉の挿絵を描いている。その絵は稚拙であり、画号は湖龍斎をもじったと見られる。