回天神社

茨城県水戸市にある神社

回天神社(かいてんじんじゃ)は茨城県水戸市にある神社である。幕末の動乱期、安政の大獄桜田門外の変東禅寺事件坂下門外の変天狗党の乱会津戦争などで国事に殉じた水戸藩士を中心とした志士を祀る。社名は藤田東湖の著作『回天詩史』に由来する。

回天神社
所在地 茨城県水戸市松本町13-33
位置 北緯36度23分33.1秒 東経140度27分16.1秒 / 北緯36.392528度 東経140.454472度 / 36.392528; 140.454472 (回天神社)座標: 北緯36度23分33.1秒 東経140度27分16.1秒 / 北緯36.392528度 東経140.454472度 / 36.392528; 140.454472 (回天神社)
主祭神 水戸勤王殉難志士 1,785柱
創建 昭和44年(1969年
例祭 5月第3日曜日
10月14日
地図
回天神社の位置(茨城県内)
回天神社
回天神社
回天神社所在地
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祭神

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歴史

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明治3年(1870年)に現在の回天神社境内に作られた、天狗党の乱で落命した志士の墓を濫觴とし、同22年、水戸勤王殉難志士之墓保存会が結成され合同祭祀が行われるようになり、昭和8年(1933年)には伯爵田中光顕の後援により忠魂塔が建立された。

昭和44年(1969年)、明治百年記念事業の一環として、松下幸之助らの提唱により忠魂塔前に本殿、拝殿、鳥居、参集殿などの社殿が建立され、翌45年、茨城県知事から宗教法人の認可を受けた。

平成元年(1989年)に水戸市常磐町の常磐神社境内から回天館が移築され、翌2年、水戸藩士以外の殉難者21柱が合祀され、鎮魂碑が建立される。

境内施設

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回天館
回天館 
天狗党の乱参加者が越前敦賀で降伏した後に囚われた鰊倉が、昭和32年に敦賀市から常磐神社に移築され、平成元年、回天神社境内に再移築されたもの。内部は天狗党資料の展示室となっている。柱と梁の一部や瓦は当時の材が使用されており、扉や板壁に天狗党員の絶筆が残されている。 
休館日:毎週火・金曜日

その他

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  • 秋季大祭10月14日は大政奉還が行われた日である。
  • 社紋は十四弁菊花。
  • 神社に隣接して、大正3年(1914年)に氏名が判明した殉難志士371名を葬った「水戸殉難志士の墓」がある。

交通

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関連項目

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外部リンク

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