和田正一郎
和田 正一郎(わだ しょういちろう、1974年10月3日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。千葉県出身。父は元調教師の和田正道[1]、父方の祖父は有限会社和田牧場代表者の和田正輔。
和田正一郎 | |
---|---|
2022年中山GJ表彰式 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県 |
生年月日 | 1974年10月3日(50歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2009年(2010年開業) |
経歴 | |
所属 |
成宮明光/厩務員 (2002.10) 和田正道/調教助手(2002.11 - 開業) 美浦T.C.(開業 - ) |
来歴
編集2002年、4月よりJRA競馬学校厩務員課程に入学し、卒業後の10月から[1]美浦・成宮明光厩舎所属の調教厩務員となる。同年11月より父の厩舎に移籍し調教助手に転向する。
父の「やりがいを持って仕事している姿を見て」[2]みずからも調教師を志す[2]。
2009年、2月12日にJRA調教師免許試験に合格したことが発表された。当時34歳、2度目の挑戦での合格だった[1]。3月1日付で調教師免許を取得。5月21日、調教師免許取得から3か月足らずでのスピード開業となった。
2016年4月16日、中山グランドジャンプを管理馬オジュウチョウサンが制し、初の重賞競走勝利がGI(J・GI)となった。
調教師成績
編集日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初出走 | 2009年5月31日 | 3回中京4日8R | こでまり賞 | トクトイムスメ | 18頭 | 10 | 13着 |
初勝利 | 2010年4月3日 | 3回中山3日4R | 障害4歳上未勝利 | コンフェルヴォーレ | 14頭 | 4 | 1着 |
重賞初出走 | 2010年8月8日 | 2回函館8日9R | 函館2歳S | コットンフィールド | 13頭 | 7 | 13着 |
重賞初勝利 | 2016年4月16日 | 3回中山7日11R | 中山グランドジャンプ | オジュウチョウサン | 10頭 | 2 | 1着 |
JGI初勝利 | 2016年4月16日 | 3回中山7日11R | 中山グランドジャンプ | オジュウチョウサン | 10頭 | 2 | 1着 |
主な管理馬
編集※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- オジュウチョウサン (2016年 - 2020年・2022年中山グランドジャンプ、2016年東京ジャンプステークス、2016年・2017年東京ハイジャンプ、2016年・2017年・2021年中山大障害、2017年・2019年・2020年阪神スプリングジャンプ)
- ルミナスウォリアー (2017年函館記念)
- ライオンボス (2019年アイビスサマーダッシュ)
- テルツェット(2021年ダービー卿チャレンジトロフィー、クイーンステークス、2022年クイーンステークス)
- エミュー(2023年フラワーカップ)
出典:[3]
脚注
編集- ^ a b c “偉大な父超え目指す!和田正一郎新調教師”. ウマニティ (2009年2月13日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ a b “2009年度 新規調教師プロフィール”. 日本中央競馬会 (2009年2月12日). 2009年3月24日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “和田 正一郎(調教師)|重賞勝鞍”. 競馬予想のウマニティ. 2024年1月29日閲覧。