呉政隆

中華人民共和国の政治家

呉 政隆(ご せいりゅう、1964年11月6日 - )は、中華人民共和国の官僚、政治家。江蘇省高淳県出身。現職は国務委員兼国務院秘書長。中国共産党江蘇省委員会書記などを歴任。

呉 政隆
生年月日 (1964-11-06) 1964年11月6日(60歳)
出生地 中華人民共和国の旗 中国 江蘇省高淳県
出身校 中北大学
所属政党 中国共産党

中国共産党の旗 中国共産党江蘇省委員会書記
在任期間 2021年10月18日 -

在任期間 2017年5月 - 2021年10月

中国共産党の旗 中国共産党江蘇省委員会専職副書記
在任期間 2016年10月 - 2017年5月

中国共産党の旗 中国共産党南京市委員会書記
在任期間 2016年10月 - 2017年5月

中国共産党の旗 中国共産党太原市委員会書記
在任期間 2014年9月 - 2016年10月
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呉政隆
各種表記
繁体字 吳政隆
簡体字 吴政隆
拼音 Wú Zhènglóng
和名表記: ご せいりゅう
発音転記: ウー・ジョンロン
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経歴

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1964年11月、江蘇省高淳県で生まれる。1984年8月に太原機械学院(現在の中北大学)を卒業後、同年、兵器工業部中国語版に入局。その後機械工業部中国語版に入ります。以後、機械工業部弁公庁部長弁公室秘書、副処級秘書、正処級秘書、国家発展計画委員会弁公庁処級秘書を歴任した。

1999年12月には重慶市人民政府弁公庁副主任に転任する。2002年12月、重慶市万州区人民政府副区長、区長代行に就任。2007年2月、万州区党委書記に昇格[1]。同年5月、重慶市党委員会常務委員を兼務。2008年第11期全国人民代表大会代表中国語版に選出される。2012年中国共産党第十八回全国代表大会で党中央候補委員に選出される。2013年5月、重慶市党委員会常務委員兼秘書長に就任。

2014年9月30日陳川平中国語版の後任として、山西省党委員会常務委員兼太原市党委書記に任命された。太原市党委書記前任者の陳川平は2014年8月に汚職腐敗の廉で摘発された。

2016年10月12日、党務に転じて江蘇省に赴任し、江蘇省党委專職副書記、南京市党委書記、南京江北新区党工委書記に就任した。2017年5月31日、江蘇省12期人民代表大会常務委員会第30回会議は53歳の呉政隆を江蘇省副省長、省長代行に任命することを決定した[2]。前任の石泰峰中国語版寧夏回族自治区党委書記を転任した[2]。江蘇省第12期人民代表大会第6回で7月29日、省長代行の呉政隆が省長に選出された[3]。2017年10月24日、中国共産党第十九回全国代表大会で党中央委員に選出される。2021年10月19日、中国共産党江蘇省委員会書記に昇格[4]

2023年3月に開かれた第14期全人代第1回会議で、国務委員に選出[5]。国務院総理李強の使命を受け、国務院秘書長を兼務[6]

出典

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官職
先代
張元鑄中国語版
重慶市万州区人民政府区長
2002年12月-2007年1月
次代
李世奎中国語版
先代
石泰峰中国語版
江蘇省人民政府省長
2017年5月-2021年10月
次代
許昆林
党職
先代
馬正其中国語版
中国共産党重慶市万州区委員会書記
2007年2月-2013年11月
次代
徐海栄中国語版
先代
翁傑明中国語版
中国共産党重慶市委員会秘書長
2013年5月-2014年8月
次代
張鳴中国語版
先代
陳川平中国語版
中国共産党太原市委員会書記
2014年9月-2016年10月
次代
王偉中
先代
黄莉新
中国共産党南京市委員会書記
2016年10月-2017年5月
次代
張敬華中国語版
先代
石泰峰中国語版
中国共産党江蘇省委員会専職副書記
2016年10月-2017年5月
次代
黄莉新中国語版
先代
婁勤倹中国語版
中国共産党江蘇省委員会書記
2021年10月-2022年12月
次代
信長星