吉田潔
吉田 潔(よしだ きよし、1964年 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。東京生まれ神奈川県横浜市育ち[1]。
吉田 潔 | |
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生誕 | 1964年(59 - 60歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
学歴 | バークリー音楽大学卒業 |
ジャンル | 劇伴・CM音楽 |
職業 | |
活動期間 | 1999年 - |
経歴
編集1985年から1987年までバークリー音楽大学にてコンテンポラリー・アレンジ、映像音楽を専攻。帰国後にシンセシスト、音楽プロデューサーとして劇伴音楽、サウンドトラック、CM等作曲を手掛ける[1]。
1999年に『打 ASIAN DRUMS』を発表。以降、『打 ASIAN DRUMS II』・『祭』・『UBUD』・『UBUD dua』・『UBUD Tiga』・『武士(もののふ)』をリリース。『打 ASIAN DRUMS』『武士』は日本を含む16カ国で発売され、日本、アジアの要素をモチーフとした作風のアーティストとして高い評価を受ける。
2004年に山本寛斎スーパーショー『アボルダージュ』において音楽制作に関わり、以後愛知万博オープニングイベント『とぶぞっ!』(2005年)、山本寛斎スーパーショー『太陽の船』(2007年)、日本インドネシア国交50周年イベント『Festival of Life in Indonesia』(2009年)で音楽監督を務め、イベント音楽演出の分野でも活動をおこなう。
2012年にはスイスで開催されたダボス会議上映作品『Beyond The Tsunami』の音楽を担当。同作品はディスカバリーチャンネルにて169の国と地域で放送され、共同制作のNHKでは『渡辺謙・僕に、できること』として再編集、放送された[1]。
作品・活動
編集- 1996年
- 『勇気の引力』 - 松浦有希とユニット。
- 「私らしく」(テレビアニメ『機動戦艦ナデシコ』エンディング) - 作曲(シングルCD「YOU GET TO BURNING」にC/Wとして収録)
- 1999年
- 『打 Asian Drums』(CHCB-10013)日本を含む16カ国で発売され、特にアメリカでは高い評価を受ける。
- 2001年
- 『打 Asian Drums II』(CHCB-10027)
- NHKスペシャル『日本人 はるかな旅』(テーマ、番組音楽) - アルバムとしてリリース(CHCB-10033)
- NHK BS Hi『ハイビジョンスペシャル』(オープニングロゴ)
- 『UBUD』(CHCB-30009)- ユニット「UBUD」名義
- 2002年
- NHKスペシャル『地球市場、富の攻防』(テーマ・番組音楽)- 加古隆と共作
- 2003年
- NHK『世界の動物カメラマン、野生へのまなざし』(テーマ、番組音楽)
- NHK BS Hi『パンダスペシャルデー(特番)』(テーマ音楽)
- NHK『にんげんドキュメント』(オープニングロゴ)
- 2004年
- NHK BS Hi『遠くにありて にっぽん人』(テーマ音楽)
- NHK BS Hi『カメラマン岩合光昭中国秦嶺山脈を撮る』(テーマ、番組音楽)
- 『UBUD DUA』(CHCB-10052) - ユニット「UBUD」名義
- 山本寛斎スーパーショー『アボルダージュ』(日本武道館) - 音楽制作(加古隆と共作)
- 「音と動きのハーモニー2004」 - 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲
- 2005年
- NHKスペシャル『一瞬の戦後史』(テーマ、番組音楽)
- 愛知万博オープニングイベント『とぶぞっ!いのちの祭』(音楽監督)
- 「音と動きのハーモニー2005」- 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲
- 2006年
- アニメ映画『時をかける少女』(音楽) - アルバムとしてリリース(PCCR.00434)
- 「音と動きのハーモニー2006」 - 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲
- GALA国際体操祭(上越市直江津)テーマ曲
- 『祭』(CHCB-10070) - 山本寛斎との出逢いから生まれた楽曲をまとめたアルバム。2007年に海外でも発売された。
- 2007年
- 山本寛斎スーパーショー『太陽の船』(音楽監督)
- NHKスペシャル『新・シルクロード』(「激動の大地をゆく」編の挿入曲) - アルバムとしてリリース(SICC 720)2009年に作家コンプリート盤『Amal』としてもリリースされている。
- テレビアニメ『シグルイ』(音楽) - アルバムとしてリリース(GNCA 1145)
- 西沢サトシ『too soft to touch, too sweet to bite』(サウンドプロデュース)
- 2008年
- テレビアニメ『カイバ』(音楽)
- 『UBUD Tiga』(CHCB-10081) - ユニット「UBUD」名義
- サラゴサ国際博覧会オープニングイベント(音楽監修)
- テレビアニメ『黒塚 KUROZUKA』(音楽)
- NHK国際放送『Asian Voices』(テーマ音楽)
- 2009年
- テレビ朝日『ロンドンハーツ』狩野英孝『50TA』プロジェクト(アレンジ)
- ワールド・ベースボール・クラシック東京ラウンドオープニングセレモニー(音楽)
- 山本寛斎スーパーショー『Festival of Life in Indonesia』(音楽監督)
- 「音と動きのハーモニー2009」- 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲
- NHKスペシャル『チャイナパワー』[2](音楽)
- 2010年
- ドキュメンタリー映画『ヤノマミ』(音楽)
- 2011年
- 『武士 Mononofu』(CHCB-10097)
- 2012年
- 「Cure」 - 宮本笑里のアルバム『renaissance』への提供曲
- 映像作品『Beyond The Tsunami』(音楽) - ダボス会議で上映
- ドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』(音楽)
- 2016年
- 中国のアニメ映画『紅き大魚の伝説』(原題:大魚海棠 / 音楽)
脚注
編集出典
編集- ^ a b c “サンプル音源 – SHAKUHACHI HACK”. 2022年12月31日閲覧。
- ^ NHKスペシャル チャイナパワー - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス