吉田則昭(よしだ のりあき、1965年)は、日本の社会学者。専門分野はメディア史、ジャーナリズム史、社会学大衆文化論、占領期冷戦期研究。

東京都出身。立教大学社会学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)

単著

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  • 『戦時統制とジャーナリズム 1940年代メディア史』 (昭和堂、2010年)
  • 『緒方竹虎とCIA アメリカ公文書が語る保守政治家の実像』 (平凡社、2012年)

編著

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  • 『雑誌メディアの文化史 変貌する戦後パラダイム』 増補版(森話社、2017年)

共著

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  • 『出版メディア入門』 (日本評論社、2006年)
  • 『占領期文化をひらく』 (早稲田大学出版部、2006年)
  • 『ジャーナリズム用語事典』(共訳)(国書刊行会、2009年)
  • 『占領期雑誌資料大系 大衆文化編』第三巻解説(岩波書店、2009年)
  • 『占領期のキーワード100 1945-1952』(青弓社、2011年)
  • 『出版メディア入門』第2版 (日本評論社、2012年)
  • 『占領期生活世相誌資料Ⅲ メディア新生活』解説(新曜社、2016年)
  • 『大衆文化とナショナリズム』(森話社、2016年)
  • 『日本メディア史年表』「出版」(吉川弘文館、2018年)
  • 『歴代自民党総裁のリーダーシップ1 総裁代行委員~第四代総裁』(学文社、2023年)
  • 『郡上村に電話がつながって50年』(クロスカルチャー出版、2024年)
  • 『戦後出版文化史のなかのカストリ雑誌』(勉誠社、2024年)

論文

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  • 「展望:占領期雑誌研究の15年」『日本近代文学』96号(2017年)
  • 「出版人としての石橋湛山 -戦後の出版団体会長就任-」『自由思想』159号(一般財団法人石橋湛山記念財団、2021年)
  • 「出版人・ソ連文化プロモーターとしての大竹博吉の戦後 : 占領期・50年代におけるナウカ社の活動」『インテリジェンス』21号 (20世紀メディア研究所、2021年)
  • 「占領期・1950年代ソビエト映画紹介者としての土方敬太」『インテリジェンス』23号 (20世紀メディア研究所、2023年)

資料解説

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  • 「『ソビエト・グラフ』解説」(電子書籍、かなえ、2022年7月)
  • 「『ソヴェト文化』解説・総目次・索引」(不二出版、2016年7月)
  • 「『出版文化』解説」(金沢文圃閣、2003~2004年)


外部リンク

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