吉岡しげ美
1949-, 音楽家。
経歴
編集武蔵野音楽大学音楽教育学科声楽専攻卒業後、27歳で日本女子大学児童学科に学士入学、同大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。のち、共栄学園短期大学児童福祉学科教授を経て、西武文理大学サービス経営学部福祉マネジメント学科教授、城西国際大学メディア学部客員教授を歴任。
1977年より与謝野晶子、茨木のり子、新川和江など日本の女性詩人の詩に曲をつけ、ピアノの弾き語りを始める。84年より金子みすゞの詩に、97年からは万葉集に曲をつけ、歌い始める。近年、「枕草子」「百人一首」にも曲をつけ歌う。出会った詩人30人以上、500曲以上の作品がある。国内はもとより、アメリカ各地、中国、フランス、ドイツ、モンゴル、ポーランド、フィリピン、韓国等でもコンサート活動を行う。また、作曲家として、NHK子供番組他、多くの番組に作品を提供し音楽を担当する。映画、ミュージカル、演劇の音楽担当でも活躍中。日本の女性詩人の詩や短歌に曲をつけ歌う活動は40周年を越え、現在も活躍中。
人物
編集活動は、アカデミックだが、本人は非常に明るく、元気で、自身のCD・著作はもとより、エッセーなどの執筆、テレビ、ラジオ出演も多数。
女性の詩に思いを託し、生命の輝きと平和へのメッセージを歌い続けている。
ディスコグラフィー
編集LP
編集- 女の詩(うた)そして現在(いま)(1980年)キングレコード
- いとしいものたちよ(1983年)キングレコード
- 星だったのに、晶子。(1985年)キングレコード
- 詩:与謝野晶子、全14曲 ※ナレーション:山口小夜子
カセットテープ
編集- 星とたんぽぽ(1985年)JULA出版局
- 詩:金子みすゞ 、全8曲
- 吉岡しげ美・アンソロジー(1989年)キングレコード
- キングレコード時代の音源集。全15曲
CD
編集関連項目
編集- 大学の窓(放送大学):1998年よりテーマ音楽を担当
- 雪子さんの足音(映画):音楽を担当