台湾の地域

台湾の地域区分

台湾の地域区分は、主に二つの分け方が存在する。一つは清朝末期の三府一直隷州から由来する北台湾中台湾南台湾東台湾の四分法[1][2]。もう一つは日本統治時代後期の五州三庁から由来する北北基宜桃竹苗中彰投雲嘉南高屏澎花東の六分法[3]

四分法

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行政院経済建設委員会(現在の国家発展委員会)は1979年以降、「台湾地区総合開発計画」を策定し、台湾を北部、中部、南部、南部の4地域に分けた[4]

No. 1 2 3 4 -
地域 北台湾 中台湾 南台湾 東台湾 離島
地図          
行政区分 台北市
新北市
基隆市
桃園市
新竹市
新竹県
宜蘭県
苗栗県
台中市
彰化県
南投県
雲林県
嘉義市
嘉義県
台南市
高雄市
屏東県
澎湖県
花蓮県
台東県
金門県
連江県
面積(平方キロメートル) 7,353.4 10,506.9 10,005.4 8,143.3 180.5
人口(2017年12月)[5] 10,679,329 5,814,759 6,378,026 548,777 150,336

六分法

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六分法は日本統治時代の五州三庁から由来する。福建省の金馬地域を加えれば七分法になる。

No. 1 2 3 4 5 6
分區 北北基宜
北北基
桃竹苗 中彰投 雲嘉南 高屏澎
高屏
花東
宜花東
金馬
澎金馬
地図              
行政区分 台北市
新北市
基隆市
宜蘭県
桃園市
新竹市
新竹県
苗栗県
台中市
彰化県
南投県
雲林県
嘉義市
嘉義県
台南市
高雄市
屏東県
澎湖県
宜蘭県
花蓮県
台東県
澎湖県
金門県
連江縣
面積(平方キロメートル) 4,600.8(北北基宜)
2,457.2(北北基)
4,573.0 7,395.7 5,446.1 5,850.1(高屏澎)
5,723.2(高屏)
8,143.3(花東)
10,286.9(宜花東)
180.5(金馬)
307.3(澎金馬)
人口(2017年12月)[5] 7,498,011(北北基宜)
7,041,404(北北基)
3,735,125 4,570,579 3,357,475 3,710,924(高屏澎)
3,606,851(高屏)
548,777(花東)
1,005,384(宜花東)
150,336(金馬)
254,409(澎金馬)
日本統治時代の行政区 台北州 新竹州 台中州 台南州 高雄州
澎湖庁(1926年に高雄州から新設)
花蓮港庁
台東庁

出典

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  1. ^ 高中歷史 - 清代行政區劃” (中国語). 翰林雲端學院. 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。
  2. ^ 清代臺灣行政區劃沿革” (中国語). 中央研究院. 2018年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。
  3. ^ 五州三廳與空間治理規畫” (中国語). 國立臺灣圖書館. 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。
  4. ^ 《都市及區域發展統計彙編》內容簡介” (中国語). 行政院經濟建設委員會. 行政院經濟建設委員會都市及住宅發展處 (2007年3月28日). 2007年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月25日閲覧。
  5. ^ a b 內政統計月報” (中国語). 內政部全球資訊網. 2014年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月3日閲覧。