古今亭駒子
古今亭 駒子(ここんてい こまこ、1972年12月2日 - )は、女流落語家。落語協会所属の真打。本名:高木 厚子[1]。
Kokontei Komako | |
古今亭駒子定紋「裏梅」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1972年12月2日(52歳) |
出身地 | 日本・群馬県 |
師匠 | 古今亭菊千代 |
名跡 | 1. 古今亭ちよりん (2004年 - 2018年) 2. 古今亭駒子 (2018年 - ) |
出囃子 | デイドリーム・ビリーバー |
活動期間 | 2004年 - |
所属 | 落語協会 |
公式サイト | 古今亭駒子 - 落語協会 |
来歴
編集群馬県甘楽郡甘楽町(かんらまち)出身[2]。群馬県立富岡東高等学校、駒澤短期大学卒業。社会人を経て2003年、古今亭菊千代に入門。2004年3月、前座となる。前座名「ちよりん」。
2007年5月、林家たこ平と共に二ツ目昇進。
芸歴
編集出囃子
編集- シャンラン節(2007年 - 2018年)
- デイ・ドリーム・ビリーバー(2018年 - )
人物
編集真打昇進同期5名の古今亭駒治、柳家小平太、柳家勧之助、林家たこ蔵(たこ平改め)、駒子のうち紅一点。古今亭菊千代が師匠で女性落語家の弟子として初の女性真打誕生、群馬県出身女性で初めて真打昇進となった[5][6] [7][8]。
中国、台湾、タイで日本人向けに公演を行っている[9]。「移動距離は自慢できる。師匠の元でなければ今日の日を迎える事はできなかった。広い心で許してもらったところがある」と感謝[10]。菊千代は「強情な弟子で、大変なこともあった。個性を持って、人情味のある噺家になってほしい」と激励した[11][12][13] [14][15][16] [17][18]。
所属団体や流派の垣根を超えた女流落語家ユニット「落語ガールズ」に所属。
出演
編集映画
編集- 落語物語(林家しん平監督、2011年)
関連
編集駒子
- 5代目古今亭志ん生門下に金原亭駒子がいた。女流。詳らかならず。「金原亭馬子」表記もある。
出典
編集- ^ 東西落語系図. “東西落語家系図”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 47news. “《おん・すてーじ》群馬の女性初の真打ちに 古今亭ちよりんさん・上毛新聞2018.8”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 一般社団法人 落語協会. “平成30年 秋 真打昇進襲名披露興行”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 産経新聞2018.9.15. “落語協会、新真打ち5人お披露目 同期生…誰が抜け出すか”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 朝日ぐんま. “落語家 古今亭駒子さん 2019年3月8日”. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 毎日新聞. “古今亭菊千代×古今亭駒子 女性の噺家、もっと輝け 2019年1月3日”. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 甘楽町立福島小学校. “落語会 2019.11.17”. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 甘楽町立福島小学校. “駒子文庫 2020.1.9”. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 中国国際放送局 2018-5-13. “日本の落語家が北京で落語会開催”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ サンスポ 2018.8.30. “古今亭駒治らが新真打昇進披露会見「新作落語1本でやっています」”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 日刊スポーツ 2018年9月1日. “落語ブームの中、新真打ち5人誕生これからが正念場”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 噺-HANASHI-. “円菊 GINZA LIVE -遺伝子の会ー”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ ikebukuro-net. “5人の真打ち披露興行・池袋演技場10月下席”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 国立演芸場. “11月上席 落語協会真打昇進披露公演”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 北京日本倶楽部 2018. “12月8日(土)『北京寄席』(第2回)開催のご案内”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 落語芸術協会. “深川亭砥寄席(第53回)“落語ガールズSPECIAL”〈昼の部〉2018年12月15日”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ rakugo.or.. “東西女流華乃競艶会「古今亭駒子真打昇進披露口上」2018年12月23日・昼の部”. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 群馬県. “「グラフぐんま」2018年12月号”. 2018年12月19日閲覧。
外部リンク
編集- 古今亭駒子 - 落語協会 - 落語協会
- 所属団体を超えた女性落語家グループ - 落語ガールズ