北野新太
日本の記者
北野 新太(きたの あらた、1980年 - )は日本の記者[1]。2002年に報知新聞社に入社し[2][1]、記者として読売ジャイアンツ、報知新聞社主催の将棋の女流名人戦を担当した[3]。2022年4月からは朝日新聞の将棋・囲碁担当記者として活動している。NHK将棋講座掲載のNHK杯準々決勝丸山忠久-三浦弘行の記事で第26回将棋ペンクラブ大賞観戦記部門受賞[4][5]。
報知新聞社では入社以来編集局に勤務し、運動第一部などを経て、文化社会部に在籍[2]。
評価
編集将棋棋士を題材にした北野の著書『透明の棋士』(ミシマ社、2015年)を生島淳はノンフィクションでありながら「作者本人が登場」する点で「'80年代を思わせて、懐かしく、イイ雰囲気」だと評価した[6]。「新聞記者らしからぬ熱い文章」だと今井書店の加藤幸典が評価した[7]。
生い立ち・私生活
編集石川県七尾市生まれ、学習院大学法学部政治学科出身[8]。大学在学中に雑誌『SWITCH』編集部でアルバイトをした[8]。妻がいる[9]。
著書
編集- 『透明の棋士』(ミシマ社、2015年) ISBN 978-4903908632
- 『等身の棋士』(ミシマ社、2017年) ISBN 978-4-909394-01-9
外部リンク
編集- 北野新太/朝日新聞社 (@kitanoarata1980) - X(旧Twitter)
- 北野新太 (@kitano_arata) - X(旧Twitter)(報知新聞時代)
出典
編集- ^ a b 透明の棋士|コーヒーと一冊 ミシマ社 2019年11月15日閲覧
- ^ a b 「forget you not」北野新太プロフィール 2019年11月15日閲覧
- ^ 新宿南店SUPERワクワク隊・板垣 【新宿南店】2015年10月21日(水)18:00~北野新太さん・瀬川晶司五段・本田小百合女流三段ライブトーク@ふらっとすぽっと!『透明の棋士』(ミシマ社) 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店 2015.10.01 2019年11月15日閲覧
- ^ 深松真司 将棋ペンクラブ大賞受賞 将棋プロめざした天野貴元さん 2014年08月06日 朝日新聞
- ^ 第26回将棋ペンクラブ大賞 2014/07/23 将棋ペンクラブ 2019年11月15日閲覧
- ^ 【リレー読書日記 生島淳】 不気味に壊れゆく日本。恋愛にも似た魅力を放つリーダーはどこに? 日本一の書評 現代ビジネス 講談社 2015.08.23 2019年11月15日閲覧
- ^ (本の学校から)ウェブから紙、一味違う30代朝日新聞2015年6月15日
- ^ a b 第3回 右か、左か|実録! ブンヤ日誌|みんなのミシマガジン 2010.03.01更新 2017年6月15日時点のアーカイブ
- ^ 第26回将棋ペンクラブ大賞贈呈式の一日(前編) 2014/09/21 将棋ペンクラブ