北知床岬(きたしれとこみさき)は、樺太南部に位置する。西側は多来加湾、東側はオホーツク海に面している。

北知床岬の衛星画像
北知床岬の景色

概説

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樺太の日本統治時代、北知床岬は樺太敷香郡散江村に属していた。 旧称は「真知床岬(しんのしれとこみさき)」。現在ではロシア連邦サハリン州の実効支配下にあり、ロシア語で「テルペニエ岬(Мыс Терпения,Ms Terpeniya)」(忍耐岬)と呼ばれる[1]。1643年にマルチン・ゲルリッツエン・フリースが到達し、忍耐岬と命名した。

気候

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夏季においてもあまり気温が上がらず、ケッペンの気候区分でDfc(亜寒帯気候)に属する。

北知床岬
東経144度44分、北緯48度39分、標高33メートル
北知床岬(樺太)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日平均気温 °C°F −12.5
(9.5)
−12.1
(10.2)
−7.3
(18.9)
−1.4
(29.5)
1.5
(34.7)
5.0
(41)
9.3
(48.7)
12.0
(53.6)
10.9
(51.6)
6.3
(43.3)
−0.8
(30.6)
−6.8
(19.8)
0.3
(32.5)
降水量 mm (inch) 32.0
(1.26)
26.8
(1.055)
26.3
(1.035)
32.6
(1.283)
43.1
(1.697)
38.2
(1.504)
56.6
(2.228)
70.1
(2.76)
78.3
(3.083)
68.3
(2.689)
51.1
(2.012)
34.8
(1.37)
558.4
(21.984)
出典:[2]

周辺

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脚注

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  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年6月2日閲覧。
  2. ^ weaterbase”. 2017年10月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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