加藤 慎一(かとう しんいち、1980年昭和55年〉8月2日 - )は、日本のミュージシャンベーシスト

加藤 慎一
生誕 (1980-08-02) 1980年8月2日(44歳)
日本の旗 日本 石川県金沢市
ジャンル J-POPロック
職業 ミュージシャン
担当楽器 ベースコーラス
活動期間 2003年 -
レーベル 東芝EMI / EMI Music Japan
2004 - 2009年
SMAR2010年 - )
共同作業者 太陽の衝動2000 - 2004年
フジファブリック2003年 - )

2002年よりロックバンド・フジファブリックでベースを担当。フジファブリックの現メンバー3人の中では、サポートも含めた在籍期間が最も長いメンバーである。

来歴

編集
  • 1980年石川県金沢市生まれ。
  • 中学1年生の時にMR. BIGのライブ映像を見てビリー・シーンに憧れ、ベースに手を出すようになる。
  • 私立金沢高校の出身であり、金沢高校のジャージは『花屋の娘』のPVで金澤ダイスケが着用している。
  • 高校卒業後上京し、つるの剛士が率いるバンド「Floater」(後の太陽の衝動)に参加する。
  • 2002年8月、フジファブリックの当時のベーシスト・加藤雄一が脱退。金澤の紹介により、フジファブリックにサポートメンバーとして参加し、翌年1月後任ベーシストとして正式加入する。
  • 2004年3月、太陽の衝動が活動休止(事実上の解散)。以降はフジファブリックの活動に専念する。
  • 2009年12月、フジファブリックのボーカリスト・志村正彦が死去。翌年7月に発表された志村の遺作ともいえるアルバム『MUSIC』で「会いに」の補作詞[※ 1]を担当して以降、『VOYAGER』まで多くの作詞を担当。『LIFE』以降は作詞に関わる曲は少なくなっていたが12thアルバム「PORTARIT」においても2曲作詞をしていたりと、加藤が単独で作詞・作曲した楽曲が毎アルバム1~2曲ほど収録されるようになっている。
  • 2021年8月26日、自身初となるソロトークライブ「加藤慎一 ソロトークライブ "Wondering With You"」が渋谷EURO LIVEで開催される。

人物

編集
  • 愛称はかとをさん。
  • 趣味は読書で、ネットラジオ『フジファブリックのゆるゆるいかせて』では本紹介のコーナーも担当している。好きな作家は筒井康隆藤原伊織など。
  • メンバーきっての酒好き。
  • なぞかけが得意で、時折その腕前をライブのMC中に披露することがある。
  • 2020年ぐらいからバンドの活動と並行して怪談(不思議な話)をすることが増え、定期的にソロトークライブの開催や怪談ライブに出演するなど精力的に活動をしている。
  • フジファブリックの宣材写真の殆どでは帽子を着用している。志村在籍中はハンチング帽ニット帽などの着用が多かったが、3人体制になってからは山高帽などの着用も増えた。
  • 太陽の衝動に在籍中はスキンヘッドでライブに出演していたこともあった。

使用機材

編集

ベース

編集
  • Fender Jazz Bass
    複数本所有しており、大半のライブやPVで使用している。
  • Fender Precision Bass
    ジャズベースと同じく使用頻度が高い。PVにも度々登場している。
  • Fender Japan MB98-SD/CO
    STAR』『Girl!Girl!Girl!』のPVで使用。
  • Gibson EB-0
    夜明けのBEAT』『流線形』のPVに登場。志村在籍中のライブでも何回か使用している。通常のEB-0と違い、ピックアップがボディ中央に設置されている。
  • Epiphone Embassy
    『流線形』『SUPER!!』PVで使用。
  • Guild Starfire Bass IV 1967年製
    Birthday』『Light Flight』PVに登場。アコースティックライブでも使用している。
  • Rickenbacker 4001
    桜の季節』『Surfer King』PVで使用。なおピックガードを交換しており、『桜の季節』では白ピックガードだったのが『Surfer King』では黒ピックガードになっている。
  • ELK BS-400
    ビンテージ品。ボディやピックガードの形状はプレシジョンベースに似ているが、ピックアップが3つついているのが特徴。『若者のすべて』PVで使用。
  • Musicman Stingray
    パッション・フルーツ』PVで登場。ライブでは使用していない。
  • Ibanez SR
    ポラリス』PVで使用。ライブでは使用されていない。
  • Danelectro 59DC
    一部ライブで使用。
  • Burns 500-1 Model
    所謂「バイオリンベース」と呼ばれる形状のもの。『カンヌの休日』PVで使用された。
  • YAMAHA SLB-100
    ウッドベース。8thアルバム『LIFE』の一部楽曲のレコーディングで使用した。

アンプ

編集

アンプヘッド

編集

キャビネット

編集
  • Mesa/Boogie Road Ready 2x15
  • Fender Bassman Cabinet(現在のメイン)

楽曲提供

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 歌詞のメモも志村のボーカルデータも残っておらず、「会いに行くよ」というワンフレーズしか存在しなかったため、加藤が大半を作詞した。

出典

編集

外部リンク

編集