具流八郎(ぐりゅう はちろう)は、日本の脚本家グループである。

略歴

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1966年頃に鈴木清順助監督だった曽根中生の呼びかけで結成。グループ8人をもじって具流八郎と名づけられた。メンバーは、鈴木清順、木村威夫大和屋竺田中陽造、曽根中生、岡田裕山口清一郎榛谷泰明の8人。ただし、メンバーは固定していなかったとされ、後には大原清秀鈴木岬一前田勝弘なども参加している[1]。1967年に殺しの烙印が映画化されるものの、この作品がきっかけとなって鈴木清順は日活を解雇される。そのため、具流八郎名義の脚本で映画化されたのは『殺しの烙印』のみに終った。

映画化しなかった脚本に『続・けんかえれじい』、『続・殺しのらくいん』、『ゴースト・タウンの赤い獅子』などがある。

作品

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  • 続・けんかえれじい(1966年)
  • ゴースト・タウンの赤い獅子(1966年)
  • 殺しの烙印(1967年・日活)
  • 続・殺しのらくいん(1967年)
  • 人斬り数え唄(1968年)
  • 鋳剣(1969年)
  • 黄土の狼(1971年)
  • 夢殿(1972年)
  • タハリール・アル・スエズ(1976年)
  • 星女郎(1976年)

脚注

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  1. ^ 大和屋竺『荒野のダッチワイフ 大和屋竺ダイナマイト傑作選』フィルムアート社、1994年6月、大和屋竺聚成。 

外部リンク

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