八識(はっしき、はちしき)といは、仏教の意識作用(識, viññāṇa)の8種をいう。4世紀のインドに興った瑜伽行唯識学派によって立てられた。
なお、天台宗では、さらに第九・阿摩羅識を立てて全九識とする。また真言宗ではさらに第十・乾栗陀耶識(紇哩陀耶識、hṛdaya-vijñāna)を立て全十識とする。