八木芳信
八木 芳信(やぎ よしのぶ、1903年(明治36年)11月14日- 1993年(平成5年)6月5日[1])は、日本の内務・警察官僚、実業家。最後の官選三重県知事。
経歴
編集京都府出身。京都府立京都第一中学校、第三高等学校を卒業[2]。1926年12月、高等試験行政科試験に合格。1927年、東京帝国大学法学部政治学科を卒業。内務省に入省し、千葉県属となる[3]。
以後、長野県経済部長、神奈川県警察部長、神奈川県内務部長などを歴任[1][2]。戦時中は海軍司政官に転出した[4]。
1947年3月、前任の佐伯敏男が知事選に出馬のため辞任したことに伴い三重県知事に発令された。知事選挙などを執行して同年4月に退任[2]。
著作
編集- 『思ひつくま丶』八木芳信、1979年。
脚注
編集参考文献
編集- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
- 『現代物故者事典 1991~1993』日外アソシエーツ株式会社、1994年。