八州喧嘩笠
『八州喧嘩笠』(はっしゅうけんかがさ)は、1965年3月20日に ビクターより発売された橋幸夫の63枚目のシングル(SV-193)[1]。
「八州喧嘩笠」 | ||||
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橋幸夫 の シングル | ||||
初出アルバム『颯爽! 橋幸夫股旅名曲集 (SJX-10032)』 | ||||
B面 | 気まま街道 | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター(SV-193) | |||
作詞・作曲 |
吉川静夫(作詞) 平川浪竜(作曲) | |||
橋幸夫 シングル 年表 | ||||
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概要
編集- 1960年7月、橋は『潮来笠』でデビューし、その後毎年10枚以上のシングルを出し続け(前年は15枚、本年は13枚)、4年足らずでヒット賞を受賞したシングルは50枚を超えるという前例のない記録を樹立している。その楽曲は一部の例外を除き、作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正と橋の両恩師による制作であった。
- デビューから4年を経た前年から「一度雰囲気を変えてみよう」という話がで[2]、その第1弾として、作詞は吉川静夫、作曲は平川浪竜で『大利根仁義』をリリース(1964年10月20日)した。この時期は、橋のリズム歌謡第1作『恋をするなら』が4か月間にわたり『平凡』『明星』ともに月間ランキング1位を維持しているさなかであった。股旅という対照的な曲調での並行リリースで、こちらもビクターヒット賞を獲得、これを受けて2作目として本楽曲『八州喧嘩笠』が制作された。
- 作詞、作曲は『大利根仁義』同様、吉川静夫と平川浪竜のコンビで2回目の共演で、楽曲は、佐伯・吉田の股旅歌謡と似通った曲調となっている。
- 八州とは関八州のことで、関東8か国、相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、上野、下野をさしている。
- c/wの「気まま街道」は、作詞はA面とおなじ吉川静夫、作曲は初めての共演となる清水保雄。
- シンガポールの歌手張少英によって『你常在我心上』のタイトルでカヴァーもされている。
収録曲
編集収録アルバム
編集- 『颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』〈COLEZO!〉復刻版(2005年3月9日) VICL-41192
- 『橋幸夫/豪華版全曲集』 [2CD] 1992年10月28日 VICL-40059~60
- 『股旅演歌ベスト〈潮来笠から子連れ狼まで〉』(1986年5月21日) VDR-1195
出典
編集- ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
- ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 66頁