佐々木隆博

日本の政治家 (1949-)

佐々木 隆博(ささき たかひろ、1949年3月10日 - )は、日本政治家農林水産副大臣野田第2次改造内閣野田第3次改造内閣)、農林水産大臣政務官鳩山由紀夫内閣菅直人内閣)、衆議院議員(4期)、北海道議会議員(5期)、旧立憲民主党副代表兼組織委員長などを歴任した[1][2]

佐々木 隆博
ささき たかひろ
農林水産副大臣の就任に際して公表された肖像写真
生年月日 (1949-03-10) 1949年3月10日(75歳)
出生地 日本の旗 日本 北海道士別市
出身校 北海道士別高等学校
前職 北海道農民連盟青年部書記長
所属政党日本社会党→)
社会民主党→)
民主党→)
民進党横路G)→)
旧立憲民主党菅G)→)
立憲民主党赤松G
称号 旭日重光章
公式サイト ささき隆博 公式ホームページ

選挙区 北海道6区
当選回数 4回
在任期間 2005年9月11日 - 2012年11月16日
2014年12月14日 - 2021年10月14日

選挙区 士別市選挙区
当選回数 5回
在任期間 1987年 - 2005年

その他の職歴
立憲民主党副代表
(代表:枝野幸男
2017年10月6日 - 2020年9月14日
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来歴

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2010年1月15日、戸別所得補償制度モデル対策に係る北海道説明会で質問に答える佐々木
 
2012年6月29日、千歳市のレストラン「花茶」を視察する様子
 
2012年6月29日、コープさっぽろ西宮の沢店内を視察する様子
 
2012年6月29日、「第3回福島県青果物安全・安心な取り組み説明会」で挨拶をする様子

生い立ち

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北海道士別市農家に生まれる[3]北海道士別高等学校卒業後、農業を営む傍ら1971年から農民運動に参画し、1987年には北海道農民連盟青年部書記長に就任。なお、政治家となってからも、1988年から1990年にかけて北海道農民連盟青年部執行委員長を務めた。

北海道議会

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1987年4月、北海道議会議員選挙に士別市選挙区から出馬し、初当選。道議時代は日本社会党に所属していた[4]。以後、5期18年にわたり北海道議会議員を務め、1996年社会民主党の結党に参加したが、直後に離党し、旧民主党に合流。

衆議院

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2005年、政界を引退する佐々木秀典(同姓だが縁戚関係はなし)から後継指名を受け、北海道議会議員を辞職し、第44回衆議院議員総選挙民主党公認で北海道6区から出馬。自由民主党前職の金田英行を破り、初当選した。衆議院議員選挙当選後の2005年10月10日、自陣営の運動員である労働組合職員が公職選挙法違反の疑いで逮捕された。この運動員は未成年に選挙活動をさせ、報酬を支払ったとされる。

2009年第45回衆議院議員総選挙で自民党前職の今津寛(前回は比例北海道ブロック単独で当選)を破り、再選。選挙後に発足した鳩山由紀夫内閣農林水産大臣政務官に任命され、菅直人内閣まで務めた。

2012年野田第2次改造内閣農林水産副大臣に任命される。野田第3次改造内閣でも留任したが、同年の第46回衆議院議員総選挙で今津に敗れ、比例復活ならず落選した。

落選後の2013年第23回参議院議員通常選挙比例区から出馬するが、24,329票の得票にとどまり、民主党の立候補者20人中19位で落選する[5]

2014年第47回衆議院議員総選挙で前回敗れた今津を2,847票差で破って当選し、国政に復帰した(今津は比例復活)[6]

2015年民主党代表選挙長妻昭の推薦人に名を連ねる[7]が、長妻は1回目の投票で最下位に終わった(当選者は岡田克也[8]

2016年民進党代表選挙蓮舫の推薦人となり、蓮舫の当選後、民進党組織委員長に就任した。

2017年民進党代表選挙菅直人有田芳生らとともに枝野幸男の推薦人となった[9]10月6日、立憲民主党副代表の就任が決まる[10]。同年の第48回衆議院議員総選挙立憲民主党の副代表として比例重複を断念し、今津との競り合いを制し、再選した[11](同党の公認候補としては、追加公認となった逢坂誠二を除けば唯一)。10月26日、執行役員会で総務委員長の兼務が決まる[12]

2018年5月8日、党に新設された組織委員長に就任[13]。同年11月、立憲民主党静岡県連代表に就任。

2019年8月、立憲民主党道連代表を辞任。静岡県連代表は引き続き続投。

2020年9月、新立憲民主党の結党に参加、静岡県連代表には渡辺周が就任した。

2021年6月24日、年内に予定される第49回衆議院議員総選挙に立候補せず引退する考えを表明した[14]。2022年、旭日重光章受章[15]

主張

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活動

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  • 2008年3月26日国鉄労働組合の特定の活動家らをJRには採用しなかったことを問題とする院内集会に参加した[19]
  • 2018年9月に起こった北海道胆振東部地震において、佐々木の旭川市事務所は、立憲民主党に「石狩川浄水場自家発電が故障しており、このままだと市内の約7割が断水する」という情報を伝え、Twitterなどでの拡散を依頼した。立憲民主党はこの情報を公式アカウントに投稿し、フォロワーにも拡散を依頼した。しかし、札幌市水道局帯広市小樽市などは、この断水について否定した。結局、この断水の情報はデマであるとして、立憲民主党は謝罪および該当の投稿を削除した。自治体や電力会社などの公式発表を確認することを原則としていたが、それを怠っていたという[20]

人物

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所属団体・議員連盟

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脚注

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  1. ^ “国会議員情報 佐々木隆博”. 時事ドットコム (時事通信社). https://www.jiji.com/sp/giin?d=fdea6d40f19bfe91d0568aa4e80282d7&c=syu 2022年11月2日閲覧。 
  2. ^ プロフィール”. ささき隆博 公式ホームページ. 2022年11月2日閲覧。
  3. ^ a b c d 公式プロフィール
  4. ^ 議員略歴等
  5. ^ 参院選2013比例区開票速報(改選数48)”. 朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。
  6. ^ 北海道 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル
  7. ^ “民主代表選候補の推薦人名簿”. 時事ドットコム (時事通信社). (2015年1月7日). オリジナルの2015年1月7日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20150107162414/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015010700415&g=pol 2015年1月18日閲覧。 
  8. ^ “民主代表選:新代表に岡田氏 挙党態勢を重視”. 毎日新聞. (2015年1月18日). オリジナルの2015年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20150118162014/http://mainichi.jp/select/news/20150118k0000e010143000c.html 2015年1月18日閲覧。 
  9. ^ “【民進党代表選】菅直人、有田芳生氏ら 枝野幸男氏推薦人”. 産経新聞. (2017年8月21日). https://www.sankei.com/smp/politics/news/170821/plt1708210019-s1.html 
  10. ^ 立憲民主党、政調会長に辻元氏 日本経済新聞 2017年10月6日
  11. ^ 2017年衆院選 北海道6区 開票結果NHK選挙WEB
  12. ^ 立憲民主党、政調会長は長妻昭代表代行が兼務 選対委員長に近藤昭一副代表 産経新聞 2017年10月26日
  13. ^ 立憲民主党 【常任幹事会】国会議員11名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定 立憲民主党 2018年5月8日
  14. ^ “立憲・衆院道6区 佐々木氏が引退表明 「新陳代謝を」 /北海道”. 北海道新聞. (2021年6月25日). https://mainichi.jp/articles/20210625/ddl/k01/010/045000c 
  15. ^ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
  16. ^ 2012衆院選 北海道6区 佐々木 隆博
  17. ^ a b c 2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  18. ^ 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答
  19. ^ 週刊かけはし(日本革命的共産主義者同盟 (JRCL) 発行)JR採用差別問題で院内集会
  20. ^ “立憲民主党アカウント、北海道地震の「断水デマ」を掲載、謝罪”. BuzzFeed Japan. (2018年9月7日). https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/cdp2017-hokkaido 2018年9月8日閲覧。 
  21. ^ 2016年11月15日 午後2:34 のツイート”. 佐々木隆博 公式Twitter (2016年11月15日). 2021年5月6日閲覧。

外部リンク

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公職
先代
筒井信隆
岩本司
  農林水産副大臣
岩本司と共同
吉田公一と共同

2012年
次代
加治屋義人
江藤拓
先代
野村哲郎
江藤拓
  農林水産大臣政務官
舟山康江と共同

2009年 - 2010年
次代
松木謙公
田名部匡代