伊藤博英
伊藤 博英(いとう ひろひで、1955年〈昭和30年〉2月27日 - )は、NHKの元エグゼクティブ・アナウンサー[1]、嘱託アナウンサー。
いとう ひろひで 伊藤 博英 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 岩手県遠野市 |
生年月日 | 1955年2月27日(69歳) |
最終学歴 | 早稲田大学卒業 |
勤務局 | NHKさいたま放送局 |
部署 | 放送部 |
職歴 | 福島→長野→名古屋→東京アナウンス室→仙台→東京アナウンス室→福島→東京アナウンス室→さいたま |
活動期間 | 1977年 - |
ジャンル | 報道 |
公式サイト | NHK |
出演番組・活動 | |
出演中 | 本文参照 |
出演経歴 | 本文参照 |
人物
編集- 経歴
宮城県仙台第二高等学校を経て早稲田大学卒業後、1977年入局。
- 仕事について
アナウンサーにとって必要なものは「常識を身に着けること」だと主張しており、常に自らに常識とは何か問いかけることが必要だと説いている。[2]
- ラジオとテレビ
アナウンサーとしては、ラジオとテレビの双方で多様な経験を持つ。両者の違いについて問われた際には、テレビの視聴者とラジオの聴取者の見方・聴き方の違いを例示したうえで、「テレビというのはどちらかというと『皆さんにお伝えする』という性質のもの」[2]と指摘するとともに、それに対して「ラジオの方はどちらかというと、むしろ『あなたにお伝えしていますよ』というようなもの」[2]と評している。
- 東日本大震災
岩手県生まれ、宮城県育ち、NHKでの初任地が福島県、という経緯があり[3]、東日本大震災の被災地に縁が深い。そのため、地震に際して「私を育ててくれた人たちが苦しんでおられる」[3]との思いに至り、2年後輩の渡部英美アナウンス室長(当時)より「異動があるとしたらどうしますか?」との問いに「福島だったら行ってもいいよ」と返事した[4]。その結果、エグゼクティブアナウンサー(以下、EA)まで昇格としては異例となる、福島局への異動につながった[3][5]。異動が内定した際には、「現地で同じ空気を吸いながら、みなさんの悩みや願いを全国に発信したい」[3]との意気込みをコメントとして発表した。
- 趣味
囲碁4段、寄席通い、水泳とベイスターズ。
過去の出演番組
編集- 630ふくしま
- FMリクエストアワー(NHK福島FM)
- 6時のジョッキー(NHK長野FM)
- 夕べのひととき
- ウイークエンド中部(東海北陸ローカル、1987年度)
- イブニングネットワーク東海(東海3県ローカル、1988年8月 - 1990年3月)
- 正午のニュース(土日、1991年4月 - 1993年3月)
- 出山知樹の代理(2003年11月9日)
- 政治関連番組のディレクター
- NHKスペシャル(制作)
- NHKニュースおはよう日本
- 平日6時台(1995・1996年度)
- 土日祝(1997・1998年度)
- 平日5・6時台(1999年度)
- NEWSほっとみやぎ(2000-2002年度)
- NHKニュース (午後6時)(土日、2003年度)
- NHKニュース7(土日、2003年度)
- NHK週刊ニュース(2004・2005年度)
- NHKきょうのニュース(ラジオ第1、2006・2007年度)
- 私も一言!夕方ニュース(ラジオ第1、2008年度 - 2011年度)
- 囲碁・将棋ジャーナル(衛星第2テレビ、NHKワールドプレミアム、2011年3月終了)準レギュラー、不定期
- はまなかあいづToday(メインキャスター、2012年度 - 2014年度)[6]
- ふくみみラジオ(2014年4月 - 2015年3月)
- NHK BSニュース(2015年3月30日 - 2017年3月31日)平日5時台から9時台担当
- NHKけさのニュース(ラジオ第1:FM)キャスター(2017年4月1日 - 2018年6月9日)土曜・日曜・祝日担当
- 午前5時台(NHKマイあさラジオ内)、午前6時、午前9時(土曜・祝日のみ)、午前10時(日曜討論の時間拡大した場合は放送終了後)、午前11時の定時ラジオニュースと午前9時55分(土曜・祝日のみ)の関東甲信越地方のラジオニュースも兼任。
- NHKけさのニュース(2017年12月22日)平日担当、小見誠広の代理キャスター
- 昭和ヒット倶楽部(ラジオ第1)(2017年4月13日 - )
- 日刊!さいたま〜ず(NHKさいたまFM)
脚注
編集- ^ “平成27年度 第3回 視聴者のみなさまと語る会〜NHK経営委員とともに〜in大津 (平成27年7月4日(土))”. 日本放送協会. 2015年8月30日閲覧。
- ^ a b c darkhorse「『必要なのは常識です』NHK勤続30年超の大ベテラン伊藤博英アナウンサーインタビュー」『「必要なのは常識です」NHK勤続30年超の大ベテラン伊藤博英アナウンサーインタビュー - GIGAZINE』OSA、2012年2月3日
- ^ a b c d 磯村健太郎 (2012年3月10日). “「ひと――初任地・福島に赴くNHKベテランアナウンサー伊藤博英さん(57)」”. 朝日新聞 (朝日新聞社(東京本社)): p. 2
- ^ 福島ロータリークラブ ゲストスピーチ NHK伊藤アナウンサー。
- ^ 同時期には、東京より後輩の畠山智之が夕方のニュース番組『てれまさむね』のキャスターとして伊藤の古巣である仙台局に異動。これにより、後輩で伊藤の地元にある盛岡局に2019年7月まで在籍していた上原康樹(現岩手県議会議員)を含め、東北3県にEAが配属となった。
- ^ 大橋信之 (2012年3月19日). “NHK福島アナウンサー&スタッフブログ「まもなく!」”. NHK福島放送局. 2014年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月19日閲覧。
外部リンク
編集- “アナウンスルーム・伊藤博英”. 2018年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月10日閲覧。