今仙電機製作所
株式会社今仙電機製作所(いませんでんきせいさくしょ、英: Imasen Electric Industrial Co., Ltd.)は、愛知県犬山市に本社を置く独立系自動車部品メーカー。自動車部品を基盤に多角的な製品開発を推進し、医療機械器具や、航空機にも部品を供給している。
本社事務所 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | IMASEN |
本社所在地 |
日本 〒484-8507 愛知県犬山市字柿畑1番地 北緯35度20分18.6秒 東経136度56分32.6秒 / 北緯35.338500度 東経136.942389度座標: 北緯35度20分18.6秒 東経136度56分32.6秒 / 北緯35.338500度 東経136.942389度 |
設立 | 1939年(昭和14年)2月1日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 1180001080700 |
事業内容 | 自動車部品の製造販売等 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 櫻井孝充 |
資本金 | 62億97百万円[広報 1] |
発行済株式総数 | 21,341,152株[広報 1] |
売上高 |
単体 585億52百万円 連結 1,120億81百万円 (2020年3月期)[広報 1] |
純資産 |
単体 356億45百万円 連結 498億68百万円 (2020年3月31日現在)[広報 1] |
総資産 |
単体 564億06百万円 連結 805億54百万円 (2020年3月31日現在)[広報 1] |
従業員数 |
単体 1,562名、連結 4,582名 (2020年3月31日現在)[広報 1] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人[広報 1] |
主要株主 |
本田技研工業株式会社 5.12% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 5.06& (2020年3月31日現在)[広報 1] |
外部リンク | http://www.imasen.co.jp/ |
沿革
編集- 1932年(昭和7年)会社設立前、創業者の今井仙三郎らが自動車用電気式警音器(ナイトホーン)の国産化に成功[2]。
- 1939年(昭和14年)2月1日 - 「株式会社今仙電機製作所」として設立[広報 1]。
- 1947年(昭和22年)2月 - 犬山工場を建設
- 1954年(昭和29年)6月 - 自動車用ランプの生産開始
- 1955年(昭和30年)3月 - 自動車用リレーの生産開始
- 1958年(昭和33年)6月 - 自動車用ウインドレギュレータの生産開始
- 1960年(昭和35年)11月 - 水島工場を建設
- 1962年(昭和37年)
- 9月 - 今仙工業株式会社を設立(株式会社ナイトビームに商号変更)
- 11月 - 水島工場を分離独立させ、子会社水島電装株式会社を設立(ナイト電装株式会社に商号変更)
- 1963年(昭和38年)12月 - 名古屋工場を建設
- 1965年(昭和40年)11月 - 自動車用リクライニングアジャスタの生産開始
- 1966年(昭和41年)11月 - 自動車用スライドアジャスタの生産開
- 1967年(昭和42年)6月 - 子会社東洋航空電子株式会社設立(現・連結子会社)
- 1968年(昭和43年)9月 - 海外子会社今仙電機股份有限公司設立(現・連結子会社)
- 1970年(昭和45年)6月 - 株式会社ナイト設立(ナイト精機株式会社に商号変更)
- 1971年(昭和46年)8月 - 広島工場を建設
- 1979年(昭和54年)
- 9月 - 本社を愛知県犬山市に移転
- 11月 - 子会社東洋航空電子株式会社が株式会社岐阜東航電設立(現・連結子会社)
- 1982年(昭和57年)1月 - 子会社であったナイト精機株式会社を吸収合併。(現・可児工場)[広報 1]
- 1993年(平成5年)10月 - 子会社であったナイト電装株式会社を吸収合併。(現・岡山工場)[広報 1]
- 1996年(平成8年)12月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録[広報 1]。
- 1997年(平成9年)8月 - ISO 9001認証を取得。
- 1999年(平成11年)10月 - QS-9000認証を取得。
- 2001年(平成13年)9月 - 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場[広報 1]。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)2月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場[広報 1]。
- 2004年(平成16年)
- 1月 - ISO/TS16949を取得。
- 4月 - 子会社であった株式会社ナイトビームを吸収合併。(現・春里工場)[広報 1]
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)9月 - アメリカ・テネシー州にイマセン ビュサイラス テクノロジー インク テネシー工場を設置。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)7月 - メキシコにイマセン メキシコ テクノロジー エス・エー デ シー・ブイを設立[広報 1]。
- 2013年(平成25年)10月1日 - 子会社の名北三菱自動車販売株式会社が三菱自動車工業のディーラー事業を中部三菱自動車販売株式会社(現・西日本三菱自動車販売株式会社)に譲渡[広報 2][広報 3]。同社は名北自動車株式会社に商号変更し、2014年(平成26年)4月に清算。
- 2014年(平成28年)8月 - インドネシアにピーティー・イマセン パーツ インドネシアを設立[広報 1]。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)6月1日 - 無動力の歩行支援器「aLQ(アルク)」を発売[3]
- 2020年(令和2年)
- 2023年(令和5年)
- 10月 - 東京証券取引所における市場区分をプライム市場からスタンダード市場へ変更[広報 5]。
主な製品
編集- シートアジャスタ
- ウィンドレギュレータ
- 電子・リレー
- ランプ
- ホーン
- 電動車いす
事業所
編集関連会社
編集- 東洋航空電子株式会社
- 株式会社岐阜東航電
- 株式会社今仙技術研究所
- 株式会社九州イマセン
- 株式会社シーマイクロ
- 今仙電機股分有限公司(台湾)
- イマセン フィリピン マニュファクチュアリング コーポレーション(フィリピン共和国)
- イマセン ビュサイラス テクノロジー インク(アメリカ合衆国)
- 広州今仙電機有限公司(中華人民共和国)
- 武漢今仙電機有限公司(中華人民共和国)
- イマセン マニュファクチュアリング(タイランド)カンパニー リミテッド(タイ王国)
- イマセン マニュファクチュアリング インディア プライベート リミテッド(インド)
- イマセン メキシコ テクノロジー エス エー デ シー ブイ(メキシコ合衆国)
- ピーティー・イマセン パーツ インドネシア(インドネシア共和国)
脚注
編集出典
編集- ^ ガバナンス - 株式会社今仙電機製作所
- ^ “今仙電機製作所|ご挨拶”. www.imasen.co.jp. 2019年9月28日閲覧。
- ^ “楽に「アルク」 無動力歩行支援器 記者が体験 今仙電機 世界初の健常者向け”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 7. (2017年4月1日)
- ^ “TSテック、今仙電機と資本業務提携 TOBで株式34%保有へ 次世代シート開発を加速”. 日刊自動車新聞 電子版. 株式会社日刊自動車新聞社 (2020年11月10日). 2020年11月14日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x “有価証券報告書-第83期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)”. EDINET. 2020年11月14日閲覧。
- ^ “子会社における会社分割(吸収分割)による事業譲渡に関するお知らせ” (PDF). 株式会社今仙電機製作所 (2013年7月25日). 2013年7月25日閲覧。
- ^ “子会社の解散および清算に関するお知らせ” (PDF). 株式会社今仙電機製作所 (2013年8月29日). 2013年8月29日閲覧。
- ^ “テイ・エス テックによる当社株券に対する公開買付けに関する結果、第三者割当による新株式発行に係る経過並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ”. 株式会社今仙電機製作所 (2020年12月9日). 2020年12月31日閲覧。
- ^ “プライム市場の上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況(変更)及びスタンダード市場への選択申請及び適合状況について”. 株式会社今仙電機製作所 (2023年5月12日). 2023年6月2日閲覧。