人間の絆
ウィリアム・サマセット・モームによる小説
『人間の絆』(にんげんのきずな、英: Of Human Bondage)は、イギリスの作家ウィリアム・サマセット・モームによって書かれ、1915年に発表された小説。
本作は20世紀前半の英文学傑作として広く認められ、日本でも「月と六ペンス」と並び、多数あるモーム作品の中で絶えず重版されている。
幼い時分に両親を失い、叔父に育てられた作者自身の自伝的な教養小説である。モーム自身の障害となったどもりは、主人公フィリップ・ケアリでは、足の障害(内反尖足)に置き換えられている。
主な日本語訳
編集関連項目
編集- 痴人の愛 (1934年の映画)
- 1964年にはケン・ヒューズ監督により映画化され、邦題は『人間の絆』