井上 勝正(いのうえ かつまさ、1970年昭和45年〉1月7日 - )は、日本熱波師、JSNA熱波師検定講師。ドイツサウナ協会公認熱波師[1]。ゴールドエクスペリエンスレクイエム株式会社代表取締役社長。本名:井上 富文(いのうえ ひろふみ)。大阪市生野区出身[2]。元プロレスラー。役職:皇帝。別名:サウナそのもの。英語圏では、「Heat Wave Master」と呼ばれている[3]

井上 勝正
井上 勝正の画像
プロフィール
リングネーム 井上 勝正
本名 井上 富文
ニックネーム 若作りリーダー
身長 170cm
体重 80kg
誕生日 (1970-01-07) 1970年1月7日(54歳)
出身地 大阪府大阪市
所属 大日本プロレス(2002-2009)
ファンタジーサウナ&スパ おふろの国 サウナ熱波道(2009-2023)
ゴールドエクスペリエンスレクイエム株式会社(2023-)
スポーツ歴 シュートボクシング
ボディビルディング
パワーリフティング
フルコンタクト空手
空手(剛柔流)
ボクシング
レスリング
デビュー 2002年6月30日
引退 2009年8月28日
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妻はミュージシャンのtamamix[4]

経歴

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格闘家期

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プロレスラー期

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  • 2002年6月3日:後楽園ホールの試合後プロレスラーになりたいと表明し大日本プロレス所属となる。デスマッチ団体を豪語する同団体の中で、レスリング路線のエースとして君臨。主に第1試合に出場
  • 2003年EAGLEプロレスの近藤博之とタッグを結成していたが、互いにプロレスデビューが遅かった事から「チーム若作り」というチーム名となる。 「チーム若作り」は、主に第1試合に出場。晩年はハードコア戦線にも参入
  • 2003年:大日本プロレス第5回最侠タッグリーグ戦に於いて週刊プロレス賞受賞(井上勝正&近藤博之組として)
  • 2007年:大日本プロレス関本大介の代打として新日本プロレス中西学と対戦
  • 2008年1月2日:後楽園ホール インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合にてチャンピオン飯伏幸太と対戦、タイトル奪取を逃す
  • 2009年4月~過去に痛めた両膝の治療のため欠場
  • 2009年8月2日:自身のブログにて膝の負傷にあわせ、以前より右目視神経を負傷していたことを告白し、会見にてレスラーを廃業することが発表された。「引退」ではなく「廃業」とした理由は、タイトルを1つも獲得していなかった為と説明する
  • 2009年8月28日:後楽園ホール大会にて引退セレモニーを行い、正式に引退した

熱波師期

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  • プロレスラー廃業後、イベントで知り合った神奈川県横浜市鶴見区のスーパー銭湯、ファンタジーサウナ&スパ おふろの国支配人・林和俊の紹介を受け、同店に入社。深夜早朝の浴室清掃スタッフとして勤務する。その後、林とともに訪れた山梨県上野原市の温泉施設・秋山温泉で体験したドイツ発祥のサウナ入浴法「アウフグース」に触発され、おふろの国にて独自のアウフグースプログラム「ハマ熱波」を開始する。当時、アウフグースは日本にまったく浸透しておらず、「静かに入りたいという客からタオルを投げつけられた」こともあったという。しかし地道な活動が実を結び、趣旨に賛同する温浴施設が現れはじめたことから、「ハマ熱波」を「熱波道」として確立。井上の確立した方法論に基づいてアウフグースを行う者を「熱波師」と位置づけ、認定資格化した。
  • 2023年8月20日にファンタジーサウナ&スパ おふろの国を退社
  • 2023年9月1日 ゴールドエクスペリエンスレクイエム株式会社を立ち上げ活動を開始

主なメディア出演

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必殺技

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格闘家期

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熱波師期

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  • 鳳翼天翔 パネッパ
  • ダブルインパクト
  • アース・ウィンド・アンド・ファイアー
  • ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム
  • ギャラクシアンエクスプロージョン
  • ギャラクティカファントム
  • ヘブンズドア

入場曲

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人物

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脚注

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  1. ^ 井上勝正. “プロフィール”. Twitter. 2021年12月13日閲覧。
  2. ^ 井上勝正(インタビュアー:五箇公貴)「「泣き叫ぶ母と父を下ろして……」イジメ、父からの暴力、闇金、そして……カリスマ熱波師の人生は壮絶だった」『文春オンライン』https://bunshun.jp/articles/-/384882021年12月15日閲覧 
  3. ^ 井上勝正(インタビュー)「【サウナの熱波師】Heat Wave Master : Sauna Professionals」『PLAY TOKYO』https://www.youtube.com/watch?v=wuLpONgj1sk2021年12月15日閲覧 
  4. ^ 井上勝正(@307inoue)、2021年12月20日のツイート2022年3月25日閲覧。
  5. ^ サウナを愛する「ヤマハ発動機」とテレビ東京 ドラマ「サ道」がまさかのコラボ!年末SPで限定CMを放映”. ヤマハ発動機 (2019年12月11日). 2023年7月7日閲覧。

外部リンク

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