中村慎
日本の裁判官
中村 慎(なかむら まこと、1961年9月12日 - )は、日本の裁判官。現最高裁判所判事。
中村 慎 なかむら まこと | |
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生年月日 | 1961年9月12日(63歳) |
出生地 | 日本・大阪府大阪市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学法学部 |
任期 | 2024年9月11日 - 現職 |
前任者 | 深山卓也 |
東京高等裁判所長官 | |
任期 | 2022年6月24日 - 2024年9月10日 |
前任者 | 今崎幸彦 |
後任者 | 堀田真哉 |
職歴
編集大阪府大阪市出身。大阪教育大学附属池田小学校、大阪教育大学附属池田中学校、大阪教育大学附属高等学校池田校舎を経て、京都大学法学部を卒業[1]。裁判官としては民事畑が長く、裁判所のIT化に取り組む[2][3]。
- 1988年4月12日 東京地方裁判所判事補
- 1990年4月1日 最高裁判所事務総局人事局付(東京地方裁判所判事補)
- 1991年4月12日 最高裁判所事務総局人事局付(東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事)
- 1992年7月15日 東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事
- 1994年4月11日 検事
- 1997年5月16日 東京簡易裁判所判事・東京地方裁判所判事補
- 1997年5月19日 大阪簡易裁判所判事・大阪地方裁判所判事補
- 2000年4月1日 最高裁判所調査官(東京簡易裁判所判事・東京地方裁判所判事補)
- 2000年5月27日 最高裁判所調査官(東京地方裁判所判事)
- 2001年8月1日 最高裁判所事務総局総務局第二課長・最高裁判所事務総局総務局第三課長(東京地方裁判所判事)
- 2003年8月11日 最高裁判所事務総局総務局第一課長・最高裁判所事務総局総務局広報課付(東京地方裁判所判事)
- 2007年7月10日 東京高等裁判所判事
- 2009年4月1日 東京地方裁判所判事・東京簡易裁判所判事
- 2010年5月27日 東京地方裁判所判事
- 2010年9月24日 最高裁判所事務総局秘書課長・最高裁判所事務総局広報課長(東京地方裁判所判事)
- 2012年12月8日 東京地方裁判所部総括判事
- 2013年9月20日 最高裁判所事務総局総務局長(東京地方裁判所判事)
- 2018年9月10日 水戸地方裁判所所長
- 2019年9月2日 最高裁判所事務総長
- 2022年6月24日 東京高等裁判所長官
- 2024年9月11日 最高裁判所判事
- 2024年10月27日 最高裁判所裁判官国民審査において、罷免を可とする票5,335,897票、有効票のうち罷免を可とする率9.82%で信任[4]。同時に審査された全6人のうちで「罷免を可とする票」の投票数が最少であった。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 令和6年10月27日執行最高裁判所裁判官国民審査公報の記載による。
- ^ 中村愼最高裁判事就任記者会見の概要裁判所
- ^ 中村慎・最高裁判事「多角的な議論、心がける」 就任で抱負日経電子版2024年9月11日付
- ^ 最高裁裁判官の国民審査、解職なし 長官ら4人が「×」10%超朝日新聞デジタル2024年10月28日付
外部リンク
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