中日国際輪渡
中日国際輪渡有限公司(ちゅうにちこくさいりんと、英:China-Japan International Ferry Co.,Ltd)は、中国・上海市に本社を置く海運企業。
種類 | 有限公司 |
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略称 | CHINJIF、中日輪渡 |
本社所在地 |
中国 上海市虹口区東大名路908号金岸大厦18F-C座 |
設立 | 1985年5月30日[1] |
業種 | 海運業 |
代表者 | 辜忠東(董事長)[1] |
外部リンク | https://www.chinjif.com/ |
概要
編集中国遠洋運輸総公司(COSCO)と日本側の「日中国際フェリー」の合弁により、1985年に設立。戦後初の日本-中国間のフェリー航路として大阪・神戸-上海間の航路を運航する[2]。
沿革
編集航路
編集- 上海港(上海港国際客運中心) - 神戸港(神戸ポートターミナル)/大阪港(大阪港国際フェリーターミナル)
- 神戸・大阪週各1往復。所要時間約50時間[11]。
船舶
編集- 新鑑真[7]
- 1994年4月就航。14,543総トン、全長156.7m、幅23.0m、航海速力21ノット。
- 旅客定員355名。貨物積載数:218TEU。尾道造船尾道工場建造。
- 蘇州號[12]
- 2020年上海フェリーから譲受。14,410総トン、全長144.7m、幅22m、航海速力21ノット。
- 貨物積載数:200TEU。
- 就航予定の船舶
- 鑑真号[13]
- 2024年就航予定。約2万総トン、全長167.2m、幅25m。航海速力21ノット。
- 旅客定員192名。金陵船舶建造。
- 過去の船舶
脚注
編集- ^ a b c d e f g 会社要項 - 日中国際フェリー
- ^ 臼井潔人「海の物流システム革新事例-商船の変遷史 日中間フェリー」 - 日本海事センター
- ^ 中国航路に来春からRORO船就航の可能性大 - 内航近海海運1984年11月号 74頁
- ^ a b 松本勇「転換期を迎えた中国海運と長崎港の対応 -1961年~1985年における中国商船隊発展の推移を中心として」 - 調査と研究第17巻1号(長崎県立大学国際文化経済研究所 1986年)11-63頁
- ^ 雑貨輸送も大いに期待できる日中フェリー - 内航近海海運1985年7月号 80頁
- ^ 関係会社の事業 日中国際フェリー株式会社 - 三十年史(太平洋汽船 1986年)115-117頁
- ^ a b 尾道造船設計部「日中国際フェリー新鑑真の概要」 - 船の科学1994年9月号28-34頁
- ^ 日中国際フェリー、旅客輸送を当面中止、新型肺炎防止で - WEB CRUISE
- ^ a b 日中国際フェリー、「蘇州号」引継ぎ2隻体制へ - WEB CRUISE
- ^ 旅客サービス中断のお知らせ(暂停客运业务的公告) - 日中国際フェリー
- ^ 近畿地方における国際旅客船等の利用拡大に向けた検討 - 国土交通省
- ^ 「新造船写真集 輸出RORO貨客船 魯迅」『船の科学』1992年11月号、7頁
- ^ 日中国際フェリー、新船「鑑真號」2024年就航 - WEB CRUISE