中川いさみ
日本の漫画家 (1962-)
中川 いさみ(なかがわ いさみ、本名:中川 功[1]、1962年7月8日[1] - )は、日本の男性漫画家[1]。神奈川県横浜市出身[1]。旧筆名:中川 イサオ。血液型はB型[1]。東京都世田谷区在住(2010年時点[2])。兄はアイヌ語学者で千葉大学名誉教授の中川裕[3][4]。
中川 いさみ | |
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本名 | 中川功 |
生誕 |
1962年7月8日(62歳) 日本・神奈川県横浜市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1985年 - |
ジャンル |
4コマ ギャグ漫画 |
代表作 | 『クマのプー太郎』 |
受賞 | 2003年 朝日新聞広告賞 |
公式サイト | グッモーニン! |
学生時代から漫画を描き始め、1985年「うわさのトラブルマン」(『I'mチャンピオン』)でデビュー[1]。ナンセンス・不条理ギャグを得意とする。ほか挿絵やエッセイも手がける。代表作の『クマのプー太郎』は、テレビアニメ化された。
51歳の時にがん宣告を受ける。「重粒子線がん治療」を選択し、兵庫県立粒子線医療センターに入院した。この闘病記を『重粒子の旅』として漫画化した。
連載中作品
編集作品リスト
編集- 天職の泉(スコラ、バーガーSCデラックス)1990年4月16日 全2巻
- クマのプー太郎(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)1991年1月20日 全5巻
- カサパパ(スコラ、バーガーSCデラックス)1992年12月16日 1巻
- ワタナベの素(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1993年9月1日 1巻
- 兄さんのバカ!(小学館、『ビッグコミック』、スーパースペシャル)1994年9月1日 1巻
- ポジャリカ(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1996年2月1日 全2巻
- 南海の学生(スコラ、バーガーSCデラックス)1996年4月25日 1巻
- 大人袋(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)1996年11月10日 全7巻
- トリハダ日記(スコラ、バーガーSCデラックス)1998年7月29日 1巻
- 関係筋(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1999年1月1日 全2巻
- ツンドラ・パンチ!(ソニー・マガジンズ、バーズコミック・デラックス)2001年2月27日 1巻
- ゴムテ(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)2002年8月30日 全3巻
- カラブキ(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)2003年1月28日 全3巻
- タク坊の毎日(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)2003年6月27日 1巻
- 学級王子(ベネッセコーポレーション、進研ゼミ中学講座)2003年10月 1巻
- クータマ(ポプラ社、『プレコミックブンブン』)2005年5月 1巻
- サラリーマンブラザーズ(講談社、『イブニング』)
- ニュースの牛(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)2007年2月28日 1巻
- ペンペとギンギー(ポプラ社、『プレコミックブンブン』)
- 動きがありしだいお伝えします(エンターブレイン、『週刊ファミ通』)
- 新米主婦エーコ(Bbmfマガジン、ケータイ★まんが王国)
- メイド イン 俺 サンプル4コママンガ(任天堂)
- 谷底ライオン(イースト・プレス)
- 脳内つかみどり日記(太田出版、『hon-nin』)
- ストラト!(小学館、『月刊IKKI』)
- スナックプー太郎(エンターブレイン、『週刊ファミ通』)
- 世界美女話ビジョバナ(小学館、『月刊!スピリッツ』)
- イヌのプー太郎 〜ただいまトイプードル子育て中〜(メディアファクトリー、コミックエッセイ劇場)
- ネッコロ(小学館、『月刊IKKI』、『週刊少年サンデーS、『コロコロイチバン!』、『ぷっちぐみ』、『月刊!スピリッツ』)
- メロスのバカ!(小学館、『ビッグコミックオリジナル増刊号』、2014年1月増刊号 - )
- 中川いさみのマンガ家再入門(講談社、ウェブコミックサイト『モアイ』)全4巻
- 重粒子の旅 -鼻にガンができた!-(小学館)
- DIYマン(小学館、やわらかスピリッツ)全2巻
- 田中と中田(チャレンジ6年生 未来!発見ブック(ベネッセ)にて連載)
- 田中んち中田んち(チャレンジ5年生、6年生 未来!発見ブック(ベネッセ)にて連載)
- コロコロ毛玉日記(朝日新聞出版)2024年7月19日、ISBN 978-4-0225-1988-7
その他の活動
編集個展
編集関連番組
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、267頁
- ^ 中川いさみ. "中川いさみ - プロフィール". Twitter. 2010年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月27日閲覧。
- ^ 朝日新聞『be』2022年6月4日付2面『コロコロ毛玉日記』より。
- ^ 中川いさみ [@isaminakagawa] (2014年8月23日). "「ゴールデンカムイ」アイヌ語の監修は私の兄がやってます。". X(旧Twitter)より2022年12月27日閲覧。
"STAFF/CAST". TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト. 野田サトル / 集英社・ゴールデンカムイ製作委員会. 2022年12月27日閲覧。アイヌ語監修:中川裕
- ^ "しあわせうさぎ日記 中川いさみ". ほぼ日刊イトイ新聞. HOBONICHI. 2022年12月27日閲覧。
- ^ 西本ゆか (2020年10月1日). "不条理ギャグが笑えない コロナ期の漫画描く中川いさみ". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2022年12月27日閲覧。
- ^ "警戒心ゼロ&繊細 中川家を訪ねてみた 「コロコロ毛玉日記」連載100回". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2022年11月5日. 2022年12月27日閲覧。
- ^ "ちゃおコミからのプレゼント!新作よみきり10本&大人気4作品無料話増量!!". ちゃおランド. 小学館. 2022年12月25日. 2022年12月27日閲覧。
●2023年1月1日(日)れんさいスタート ※毎週日曜日更新 『しあわせうさぎ』中川いさみ
- ^ 中川いさみ [@isaminakagawa] (2022年12月27日). "来年は卯年! 2023年1月1日から「ちゃおコミ」で マンガ「しあわせうさぎ」が始まります!". X(旧Twitter)より2022年12月27日閲覧。
- ^ a b c "中川いさみの短期集中連載「しあわせうさぎ日記」、展示会に大友克洋らの描き下ろしT". コミックナタリー. ナターシャ. 2022年6月24日. 2022年6月24日閲覧。
- ^ 『中川いさみさんの「しあわせうさぎ」と「ほぼ日」がタッグを組みます。』(プレスリリース)ほぼ日のプレスリリース、2022年6月24日 。2022年12月27日閲覧。
- ^ "速報:中川いさみ先生展示会開催決定!「ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE」 2023年5月6日〜20日!". note. ISAMI NAKAGAWA office. 2023年4月16日. 2023年5月30日閲覧。
- ^ "『クマのプー太郎』『しあわせうさぎ』の中川いさみ先生が個展開催中 絵やグッズ販売". マグミクス. メディア・ヴァーグ. 2023年5月9日. 2023年5月30日閲覧。
- ^ "祝!中川いさみ先生 展示会 巡回展 ほぼ日 TOBICHI@京都10月20日〜11月1日まで 週末の在廊あり!". note. ISAMI NAKAGAWA office. 2023年10月8日. 2023年10月13日閲覧。
外部リンク
編集- グッモーニン! - 公式サイト(現サイト)
- グッモーニン! - 公式サイト(旧サイト)
- 中川いさみオフィシャルブログ『グッモーニン!blog』 - Ameba Blog
- 中川いさみ (@isaminakagawa) - X(旧Twitter)
- 中川いさみ (@isaminakagawa) - Instagram
- ISAMI NAKAGAWA office (happy_usa) - note - 漫画家中川いさみのスタッフnote