中山観音駅
兵庫県宝塚市にある阪急電鉄の駅
中山観音駅(なかやまかんのんえき)は、兵庫県宝塚市中山寺二丁目にある、阪急電鉄宝塚本線の駅。駅番号はHK-53。
中山観音駅 | |
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南口 | |
なかやまかんのん Nakayama-kannon | |
◄HK-52 山本 (1.8 km) (0.9 km) 売布神社 HK-54► | |
所在地 | 兵庫県宝塚市中山寺二丁目7番1号[1] |
駅番号 | HK53 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■宝塚本線 |
キロ程 | 21.5 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 地上駅[2] |
ホーム | 2面2線[2] |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)9,572人/日 (特定日)11,994人/日 -(通年平均)2023年 (特定日)2019年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)3月10日[2] |
備考 | * 2013年(平成25年)12月21日に中山駅から改称。 |
中山観音駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴史
編集開業時の駅名は「中山寺駅」で、その後「中山駅」と改称され2013年に現在の駅名となった。中山駅と称していたころには「中山観音前」という副駅名があり[1]、車内放送でも案内されていた。
年表
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札・コンコースは宝塚寄りの地下にあるほか、大阪梅田方面ホームの宝塚寄りには地上改札もある[2]。
駅西側に自由通路が設置されている[2]。これは1981年の改築前まで使用していた旧改札の跡である[2]。
のりば
編集号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■宝塚本線 | 下り | 宝塚・神戸・西宮北口・仁川・今津方面 |
2 | 上り | 大阪梅田・十三・箕面・京都・北千里方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線アプリ(旧名:阪急沿線ナビ TOKKアプリ)」の発車案内機能では、宝塚方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
利用状況
編集2023年(令和5年)の通年平均の乗降人員は9,572人である。阪急電鉄の駅では中津駅に次いで第66位[8]。 また、2019年(令和元年)のある特定日における1日の乗降人員は11,994人である。
各年度の特定日における1日の乗車・乗降人員推移は下表の通り[9]。
年度 | 特定日 | |
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乗降人員 | 乗車人員 | |
1996年(平成 | 8年)18,110 | 9,018 |
1997年(平成 | 9年)19,660 | 10,413 |
1998年(平成10年) | 16,908 | 8,332 |
1999年(平成11年) | - | |
2000年(平成12年) | 15,801 | 8,427 |
2001年(平成13年) | 14,683 | 7,282 |
2002年(平成14年) | 15,146 | 7,641 |
2003年(平成15年) | 13,114 | 6,517 |
2004年(平成16年) | 13,364 | 6,685 |
2005年(平成17年) | 12,478 | 6,118 |
2006年(平成18年) | 12,269 | 6,066 |
2007年(平成19年) | 13,314 | 6,612 |
2008年(平成20年) | 12,304 | 6,202 |
2009年(平成21年) | 11,698 | 5,786 |
2010年(平成22年) | 12,219 | 6,004 |
2011年(平成23年) | 13,171 | 6,563 |
2012年(平成24年) | 12,246 | 6,143 |
2013年(平成25年) | 12,561 | 6,239 |
2014年(平成26年) | 12,100 | 5,983 |
2015年(平成27年) | 12,799 | 6,411 |
2016年(平成28年) | 12,574 | 6,288 |
2017年(平成29年) | 12,349 | 6,168 |
2018年(平成30年) | 11,943 | 5,975 |
2019年(令和元年) | 11,994 | 5,990 |
2020年(令和 2年) | 9,197 | 4,580 |
駅周辺
編集駅周辺は住宅地やニュータウンが広がっている[2]。
- 中山寺(中山観音)
- 宝塚中筋郵便局
- 国道176号
- ダイエー宝塚中山店
- 三井住友銀行ダイエー宝塚中山出張所
- 福知山線(JR宝塚線)中山寺駅は、南東に600メートル[2]。
- 市杵島姫神社
- 宝塚平安祭典会館
- 三菱UFJ銀行宝塚中山支店
バス路線
編集北口・南口にそれぞれ停留所があり、阪急バスの路線(宝塚市内線)が乗り入れる。なお、50系統・75系統の宝塚営業所前方面発着便はJR中山寺駅を経由して北口と南口両方に停車する。
- 阪急中山観音駅(北口)のりば
- 阪急中山観音駅(南口)のりば
- 86系統:阪急山本駅 行(JR中山寺駅(北口)・山手四丁目・桜台四丁目・五月台七丁目・宝塚山手台四丁目経由)
- 165系統:山手四丁目・桜台四丁目・五月台五丁目・五月台六丁目方面循環(JR中山寺駅は非経由)
- 167系統:山手四丁目・桜台四丁目・五月台六丁目方面循環(JR中山寺駅は非経由)
- 150系統:山手四丁目・五月台三丁目・桜台四丁目方面循環(JR中山寺駅(北口)経由)
- 50系統:五月台三丁目・五月台六丁目・桜台四丁目方面(JR中山寺駅(北口)・中筋山手二丁目経由)
- 74系統:宝塚営業所前 行(中筋八丁目経由)
- 75系統:五月台五丁目 行(JR中山寺駅(北口)・中筋山手二丁目・五月台三丁目経由)
- 75系統:阪急逆瀬川駅 行(五月台五丁目始発。宝塚営業所・宝塚市立病院(玄関前)・宝塚市役所前経由)
- 50系統・売布循環線:宝塚営業所前行
- 売布循環線:売布ガ丘・泉ガ丘方面循環(阪急売布神社駅経由)、宝塚市立病院(玄関前)行(平日のみ)
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、39頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、79頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 11号 阪急電鉄 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、14-17頁。ISBN 978-4-02-340141-9。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、51頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ 『阪急コレクション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 1〉、2000年、133頁。ISBN 4-89485-038-9。
- ^ a b 『〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDF)(プレスリリース)阪急電鉄、2013年4月30日。オリジナルの2020年9月24日時点におけるアーカイブ 。2020年9月27日閲覧。
- ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日)
- ^ “駅別乗降人員 | 路線・駅 - 阪急電鉄”. 阪急電鉄. 2024年11月26日閲覧。
- ^ “宝塚市統計書”. 宝塚市公式ホームページ. 2022年8月1日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 中山観音駅 - 阪急電鉄