中原八一
中原 八一(なかはら やいち、1959年(昭和34年)4月25日[1] - )は、日本の政治家。新潟市長(第35・36代)。参議院議員(1期)、国土交通大臣政務官、新潟県議会議員(4期)などを歴任。
中原 八一 なかはら やいち | |
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国土交通大臣政務官時代の肖像写真 | |
生年月日 | 1959年4月25日(65歳) |
出生地 |
日本 新潟県西蒲原郡内野町 (現:新潟市西区内野) |
出身校 | 明治大学政治経済学部卒業 |
前職 | 参議院議員 |
所属政党 |
(自由民主党(二階派)→) 無所属 |
称号 | 政治経済学士 |
公式サイト | 中原 八一(なかはら やいち)公式サイト |
第35-36代 新潟市長 | |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2018年11月18日 - 現職 |
選挙区 | 新潟県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2010年7月26日 - 2016年7月25日 |
選挙区 | 新潟市西区選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 1995年 - 2010年 |
人物
編集1959年4月に下越地方の西蒲原郡内野町(現:新潟市西区内野地区)に生まれる。新潟市立内野中学校(卒業:1975年3月)→新潟県立新潟西高等学校(卒業:1978年3月)を経て、明治大学政治経済学部を1984年に卒業する。
大学卒業後に農林水産大臣(当時)の近藤元次の秘書となる。翌1985年から1994年まで自民党本部の事務局に勤務[2]し、1995年4月には新潟県議会議員選挙に立候補し当選を果たす。
1999年4月に2期目→2003年4月に3期目→2007年4月に4期目の議員生活を過ごした後、2010年7月11日に第22回参議院議員通常選挙に自民党公認候補として新潟県選挙区から出馬し初当選[2]を果たす。2013年9月30日 - 第2次安倍内閣で国土交通大臣政務官に就任(2014年9月に退任)し、2016年1月4日からは参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長に就任[2]する。
2016年7月10日の第24回参議院議員通常選挙では自民党公認候補として新潟県選挙区から出馬したものの、森裕子に敗れ、落選[3]を経験。
2017年10月 - 第48回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロックから自由民主党単独22位候補として出馬[4]。投開票の結果、落選した。
2018年10月28日に執行された新潟市長選挙に自民党の支持を受け出馬し、98,975票を獲得して当選を果たした[5]。これにより現職の篠田昭の任期が満了した後の同年11月18日付にて第35代(公選第19代)新潟市長に就任。
2022年10月23日執行の新潟市長選挙で再選。
統一教会との関係
編集共同通信によるアンケートによると、会合出席、祝電送付などの有無について、出席し、あいさつや講演をしたことがある ▽・新潟世日クラブ青年メンバーとの意見交換(2021.3) ・郷土愛新潟希望の日フェスティバル(2021.11) ・新潟CARP定例研究会(2021.11)と回答[6]。
政策・主張
編集不祥事
編集- 選挙違反事件
2010年の参院選において、中原への票の取りまとめを、飲食接待して知人に依頼したとして、公職選挙法違反(供応買収)容疑で、新潟県燕市議が逮捕された、としんぶん赤旗に報道された[9]。
- 中国総領事館移転にからむ献金問題
新潟市の中国総領事館の移転・拡張問題に関し、2012年3月の参議院国土交通委員会で「中国側からしっかりその領事館建設の中身を聞いて、妥当であるというのであれば、地元の市や県にただ任せるだけではなくて、外務省がしっかりと仲介に立ってぜひ進めていただきたい。新潟県としては、中国領事館の建設に反対するものではない」と発言。その後2014年5月、総領事館の移転用地売買に関係する不動産会社から政治献金を受けていた事実が判明。献金を受けて不動産会社に便宜を図ったとも取れる発言であるが、中原は「便宜を図る意図はなかった」としている[10]。
- 政治資金報告書不記載
2016年、自身の政治団体や党支部などとの間でやりとりされた寄付などの政治資金収支報告書への記載漏れが指摘された。3月14日、上脇博之らが新潟地方検察庁に対し、政治資金規正法に違反するとして告発状を提出、受理された。 主な被疑事実は以下の通りである。
- 寄付金500万円の「出所不明」の被疑事実
- 受領寄付50万円の「闇ガネ」支出の被疑事実
- 受領寄付金計122万円の「闇ガネ」支出の被疑事実[11]
所属団体・議員連盟
編集脚注
編集- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、165頁。
- ^ a b c 公式ホームページ プロフィール
- ^ 2016参院選 新潟選挙区開票速報
- ^ 北陸信越ブロック(比例区)-候補者-2017衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ 日本放送協会. “2018 新潟市長選 | 地方選挙 | 選挙データベース | NHK選挙WEB”. www.nhk.or.jp. 2023年9月22日閲覧。
- ^ “中原八一”. digital.kyodonews.jp. 2024年11月28日閲覧。
- ^ “新潟市がパートナーシップ宣誓制度導入へ4月1日から 同性カップルに道開く”. 新潟日報. (2020年3月19日) 2020年3月19日閲覧。
- ^ “新型コロナ対策 特別職の“給与削減” 市議会に説明【新潟市】”. NST新潟総合テレビ. (2020年6月1日) 2020年6月3日閲覧。
- ^ しんぶん赤旗 2010年7月16日
- ^ 中国総領事館移転「ぜひ進めて」 国会質問の自民議員、新潟の不動産会社から献金+(1/2ページ) MSN産経ニュース 2014年5月27日閲覧
- ^ 「自民3議員、寄付不記載か」、ロイター、2016年3月15日。
- ^ a b 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
外部リンク
編集- 中原八一 公式サイト
- 中原八一 (yaichi.nakahara) - Facebook
公職 | ||
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先代 篠田昭 |
新潟市長 第35代:2018年 - |
次代 現職 |
先代 赤澤亮正 松下新平 坂井学 |
国土交通大臣政務官 土井亨 坂井学と共同 2013年 - 2014年 |
次代 上野賢一郎 大塚高司 青木一彦 |
議会 | ||
先代 中曽根弘文 |
参議院北朝鮮による拉致 問題等に関する特別委員長 2016年 |
次代 塚田一郎 |