下鶴隆央
日本の政治家
下鶴 隆央(しもづる たかお、1980年〈昭和55年〉4月4日[1] - )は、日本の政治家。鹿児島県鹿児島市長(2期)。
下鶴 隆央 しもづる たかお | |
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生年月日 | 1980年4月4日(44歳) |
出生地 | 日本 鹿児島県鹿児島市 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | アビームコンサルティング従業員 |
所属政党 | 無所属 |
公式サイト | しもづるたかお公式ホームページ |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2020年12月23日 - 現職 |
選挙区 | 鹿児島市・鹿児島郡選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2011年4月30日 - 2020年 |
来歴
編集鹿児島県鹿児島市の谷山地区に生まれた。父親は自動車工場を営んでいた。鹿児島市立和田小学校、ラ・サール中学校・高等学校卒業。2004年(平成16年)3月、東京大学法学部卒業[2]。同年4月、コンサルティング会社のアビームコンサルティングに就職[3][4]。東京大学公共政策大学院に入学し、会社を退職[5]。
2007年(平成19年)、鹿児島県議会議員選挙に鹿児島市・鹿児島郡選挙区(当時の定数19)から無所属で立候補したが、候補者24人中23位で落選[6]。
2011年(平成23年)、鹿児島県議会議員選挙に無所属で立候補し初当選。2015年(平成27年)再選。2019年(平成31年)に3選。
2020年鹿児島市長選挙の動き
編集- 9月4日 - 鹿児島市長の森博幸が5選不出馬を表明[7]。
- 9月14日 - 下鶴は南日本新聞の取材に対し鹿児島市長選挙に立候補する意向を示す[8]。
- 9月14日 - 副市長の松永範芳が南日本新聞の取材に対し市長選挙に立候補する意向を示す[9]。
- 9月16日 - 鹿児島市議会自民党市議団の会議があり、市議団長の上門秀彦と副団長の仮屋秀一がそれぞれ出馬を表明[10]。
- 9月28日 - 仮屋が出馬を断念。自民党は候補者を上門に一本化した[11]。
- 9月30日 - 一本化調整のやり方に不信を抱いた市議会自民党市議団の小森孝文が上門以外の候補者を支援することを決め、会派を脱会し無所属となった[12][13]。
- 10月8日 - 下鶴は正式に出馬を表明[14]。
- 10月15日 - 松永の事務所開きが行われ、森が出席。「これまで私といっしょになってコロナ対策に対応してきた松永さんが次期市長にもっともふさわしい」と挨拶した[15]。
- 10月20日 - 元鹿児島市議の桂田美智子が日本共産党公認で立候補する意向を表明[16]。
- 11月18日 - 連合鹿児島は松永の推薦を決定[17]。
- 11月29日 - 市長選挙執行。下鶴が松永、上門、桂田の3候補を破り初当選した[18]。
※当日有権者数:495,148人 最終投票率:38.16%(前回比:+13.16pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
下鶴隆央 | 40 | 無所属 | 新 | 80,553票 | 42.92% | |
松永範芳 | 63 | 無所属 | 新 | 70,014票 | 37.30% | (推薦)社会民主党・連合鹿児島 |
上門秀彦 | 66 | 無所属 | 新 | 29,909票 | 15.94% | (推薦)自由民主党 |
桂田美智子 | 67 | 日本共産党 | 新 | 7,216票 | 3.84% |
2024年鹿児島市長選挙
編集2024年11月24日執行の鹿児島市長選挙に立候補し、前回も立候補した共産党推薦の桂田美智子を破り、2回目の当選を果たした[19]。
※当日有権者数:488,917人 最終投票率:27.21%(前回比:-10.95pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
下鶴隆央 | 44 | 無所属 | 現 | 109,408票 | 83.72% | |
桂田美智子 | 71 | 無所属 | 新 | 21,278票 | 16.28% | (推薦)日本共産党 |
市政
編集脚注
編集- ^ 下鶴 隆央(鹿児島県議会議員・無所属)の議員情報 | 【SUNチャンネル】もっと政治家を身近に!地方から日本を元気に!
- ^ 下鶴隆央Facebook
- ^ 下鶴隆央(しもづるたかお)| 鹿児島県議会議員選挙 2019 鹿児島市・鹿児島郡区 | 政治山
- ^ プロフィール | しもづるたかお公式ホームページ
- ^ ノンストップたかおクン | しもづるたかお公式ホームページ
- ^ 鹿児島県議選 平成19年 - 選挙マニア 選挙資料室
- ^ “森鹿児島市長、5選不出馬を正式表明”. 時事ドットコム. (2020年9月4日) 2020年11月21日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選、県議の下鶴氏出馬へ”. 南日本新聞. (2020年9月14日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選 松永副市長出馬へ”. 南日本新聞. (2020年9月15日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選 市議の上門氏、仮屋氏も出馬意向”. 南日本新聞. (2020年9月17日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ “上門市議が立候補表明 同会派の仮屋市議は断念 鹿児島市長選”. 南日本新聞. (2020年9月28日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選 自民結束にほころび 市議団は推薦決定のしこり 衆院1区公認狙う2人動き活発”. 南日本新聞. (2020年11月21日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ かごしま市議会だより 令和2年11月1日号
- ^ “鹿児島市長選 下鶴氏が出馬表明 「県議の経験生かす」 /鹿児島”. 毎日新聞. (2020年10月9日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選挙 元副市長 松永範芳氏事務所開き”. 日本テレビ. (2020年10月15日) 2020年11月30日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選 桂田氏が出馬正式表明 「女性目線の市政目指す」”. 南日本新聞. (2020年10月21日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ 鹿児島市長選挙・鹿児島市議会議員(補欠)選挙・いよいよ22日(日)告示 | 連合鹿児島 | 働く毎日を、幸せに。
- ^ “鹿児島市長に下鶴氏初当選 前副市長ら3新人破る”. 日本経済新聞. (2020年11月29日) 2020年11月29日閲覧。
- ^ “鹿児島市長選挙 現職の下鶴氏が2回目の当選”. NHK. (2024年11月25日) 2024年12月3日閲覧。
- ^ “鹿児島市も同性パートナーシップ証明制度導入へ、2021年度早期運用目指す”. OUT JAPAN. (2021年1月30日) 2021年2月1日閲覧。
- ^ “鹿児島市「パートナーシップ宣誓制度」来月4日から受け付け”. MBC南日本放送. (2021年12月6日) 2021年12月7日閲覧。
- ^ “初日は2組が宣誓 鹿児島市でパートナーシップ制度始まる 「本当に好きな人がパートナー。認められてうれしい」”. 南日本新聞. (2021年1月5日) 2021年1月6日閲覧。
外部リンク
編集- しもづる隆央 (@ShimozuruTakao) - X(旧Twitter)
- 下鶴隆央 (tshimozuru) - Facebook
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