上場地域
佐賀県の地域
概要
編集上場地域また上場地区は東松浦郡の東松浦半島に位置する地域を指す。主に上場台地に位置する。昭和の大合併後から呼び名として定着した。
自治体
編集※場合によっては旧唐津市の湊校区、竹木場校区、大良校区、枝去木、佐志地区の旧唐津市西部の丘陵地帯も含まれる場合もある。上場に対して市街地や鏡、久里地域の唐津平野の地域を下場と呼ぶ。
上場土地改良区
編集佐賀県の北西部に位置する唐津市、玄海町にまたがる約5,200haの農地を対象として農業用水を確保する。この農業水利施設等の管理を行っている。
上場土地改良区が管理する施設は、ダム5箇所、ファームポンド30箇所、揚水機場12箇所、加圧機場55箇所と非常に多く、広範囲に点在しているため、管理には苦労が多い。
上場台地
編集東松浦半島に広がる玄武岩類の丘陵性台地。標高約100~200メートル。唐津市西部および東松浦郡、玄海町方面に広がる台地で、水利が悪く溜池が多い。県下でも雨が少ない。山麓、山間と変化に富み、玄武岩・花崗岩からなる波状卓上台地は通称「上場台地」と呼ばれている。[2]
ダム
編集- 打上ダム
- 藤ノ平ダム
- 上倉ダム
上場の冠がつくもの
編集- JAうわば(現・JAからつ)
- オートパルうわば
- 佐賀県唐津上場商工会
- 上場亭(枝去木)
- 上場食肉
- うわばFCソリーゾ
産業
編集主に農業が盛んで、タバコや米、イチゴやミカン、他に肉牛の飼育も盛ん。リアス式の入江が多く漁業も盛んな地域。呼子ではイカの水揚げや仮屋湾では真珠やマダイの養殖も多い。
交通
編集かつては国鉄呼子線が計画され走る予定であったが断念。公共の交通機関は昭和バスのみ。国道204号線、国道382号線が走る。
主な入江
編集主な漁港
編集観光
編集行事
- 海中盆綱引き
脚注
編集参考文献
編集- 農林水産省
- 水土の礎
- 佐賀県