三好真理
日本の外交官
三好 真理(みよし まり)は、日本の外交官。成長戦略として「女性登用」を掲げていた第2次安倍内閣で外務省初の女性局長として領事局長を務めたのち、2015年から2019年まで駐アイルランド特命全権大使。
人物・経歴
編集神奈川県出身。1980年東京大学法学部卒業、外務省入省。1984年ミュンヘン大学政治学部修士。ドイツ公使や法務省仙台入国管理局長を経て、2014年、成長戦略として「女性登用」を掲げていた第2次安倍内閣で外務省初の女性局長として領事局長に就任[1]。2015年駐アイルランド特命全権大使[2]。2019年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当大使兼北極担当大使[3]。2021年退官[4]。同年飯野海運監査役、アジア人口・開発協会評議員、放射線影響研究所評議員[5]。2022年、東京大学公共政策大学院客員教授[6]。2024年、公安審査委員会委員[7]。
同期入省
編集- 末松義規(12年内閣府副大臣・96年衆議院議員)
- 石井正文(17年インドネシア大使・13年国際法局長)
- 大村昌弘(17年フィジー大使)
- 川村裕(20年ノルウェー大使・18沖縄大使・14年コートジボワール大使)
- 越川和彦(16年JICA副理事長・14年スペイン大使・12年官房長)
- 鈴鹿光次(16年アフガニスタン大使)
- 鈴木康久(18年ニカラグア大使・16年レオン総領事)
- 山田文比古(08年東京外国語大学教授)
- 片上慶一(17年イタリア大使・16年外務審議官(経済担当))
- 北野充(14年ウィーン代表部大使・12年軍縮不拡散・科学部長・19年アイルランド大使)
- 石川和秀(14年フィリピン大使・12年南部アジア部長)
- 藤原聖也(14年アルジェリア大使)
- 山崎純(18年シンガポール大使・15年スウェーデン大使・14年儀典長)
- 渡邉正人(17年ブルガリア大使・15年バングラデシュ大使)
- 堀之内秀久(19年オランダ大使・16年カンボジア大使・14年ロサンゼルス総領事)
- 野田仁(18年ルーマニア大使・15年エクアドル大使)
- 髙橋礼一郎(18年オーストラリア大使・15年ニューヨーク総領事・11年アフガニスタン大使)
- 葉室和親(12年トンガ大使)
- 井出敬二(17年北極担当大使・13年クロアチア大使)
- 小原雅博(15年東京大学法学部教授・13年上海総領事)
- 須永和男(19年カタール大使・16年ASEAN大使)
- 姫野勉(17年ガーナ大使)
- 平石好伸(17年チリ大使・14年ジンバブエ大使)
- 水谷章(19年オーストリア大使・17年立命館アジア太平洋大学教授)
- 齊藤貢(18年イラン大使・15年オマーン大使)
脚注
編集- ^ 「外務省領事局長に三好氏起用 」日本経済新聞2014/1/17
- ^ 「アイルランド大使に三好氏、キューバ大使に渡辺氏 」日本経済新聞2015/10/20付
- ^ “人事:外務省”. 毎日新聞. 2019年8月31日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年3月27日). “外務省人事”. SankeiBiz. 2021年3月27日閲覧。
- ^ “評議員 三好 真理 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF”. www.rerf.or.jp. 2021年8月24日閲覧。
- ^ “東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The University of Tokyo”. www.pp.u-tokyo.ac.jp. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “◎カジノ委員長に高松高検検事長の佐藤氏=6機関16人、政府人事案”. 時事通信ニュース. 2024年12月18日閲覧。
外部リンク
編集- アイルランドから見た Brexit - 2020年1月31日
- アイルランド社会の変貌 - 2018年8月23日
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