ロクク・ダリ

コンゴ民主共和国の総合格闘家、キックボクサー

ロクク・ダリ(Lokoku Daryl、Daryl Lokoku、男性1993年4月17日 - )は、コンゴ民主共和国総合格闘家キックボクサー[1]。 TRI.H Studio所属。元GRANDウェルター級王者。

ロクク・ダリ
基本情報
本名 ロクク・ダリ
通称 コンゴの異種格闘王
階級 ライト級
ウェルター級
身長 178cm
体重 73.0kg
リーチ 186cm
国籍  コンゴ民主共和国
誕生日 1993年4月17日
出身地 キンシャサ
所属 TRI.H Studio
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来歴

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幼い頃から柔道を習いアフリカJrチャンピオンに輝き、その後も柔道に打ち込みコンゴの柔道ナショナルチームに選ばれる。10年に来日を果たすと11年の春から総合格闘技を始め、恵まれた身体能力と柔道で培った寝技を武器に同年11月の全日本パンクラスゲートオープントーナメントで優勝を果たす。

12年10月のDEEPでは大原樹里に、13年1月のDEEPフューチャーキングトーナメントでは中倉三四郎に僅差の判定負けを喫した。

14年11月のGRACHANでは元DEEPミドル級王者・上山龍紀にKO勝利、15年2月DEEPでは米田奈央に引き分ける。その後はGRACHANを主戦場とし巌流島も含め8連勝を飾る。

16年7月の巌流島ではミャンマーラウェイの最強戦士トゥントゥンミンを1Rパウンドで撃破。18年12月のGLADIATORとGRACHANの共同開催となった「GRAND」でGLADIATOR王者のレッツ豪太とGRANDウェルター級王者のベルトを賭け激突し、見事勝利し王者に輝く。

19年7月のGLADIATORではラウェイで勝利しているウィル・チョープとMMAで対戦しRNCによる一本負けを喫する。

19年12月のGRACHAN×GLADIATORでMr.DEEPこと桜井隆太と対戦し、打撃・グランドでも優勢だったが2Rに下から腕十字を極められ王座から陥落。

RIZIN初参戦となった20年8月大会では海人相手にキックボクシングルールに挑んだが判定負けを喫した。

21年6月のGRACHANでは笹川JPと対戦すると終始ペースを握りフルマークの判定勝ちを収めた。

RIZIN2戦目となった21年11月大会ではMMAで“ブラックパンサー”ベイノアと対戦。2Rにダウンを奪いパンチ連打で攻め、3Rには再び打合い連打を浴びせるも右フックを被弾して逆転負けを喫した。その後22年12月のGRACHANで林RICE陽太に判定勝ちを収める。

23年6月のRIZIN.43で木村ミノルとキックルールで対戦しKO負けとなっていたが、木村のドーピング検査結果が「陽性」であると発表され、この試合はノーコンテストとなった。

戦績

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総合格闘技

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総合格闘技 戦績
19 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
12 5 0 7 0 2 0
5 1 3 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
能登崇 5分3R終了 判定3-0 Grachan 69 2024年5月26日
岸本篤史 5分2R終了 判定1-0 Grachan 65 2023年10月15日
林"RICE"陽太 5分2R終了 判定3-0 Grachan 58 2022年12月4日
× "ブラックパンサー"ベイノア 3R 1:09 KO (右フック→パウンド) RIZIN.32 2021年11月20日
笹川JP 5分2R終了 判定3-0 Grachan 48 2021年6月20日
× 桜井隆多 2R 2:56 腕ひしぎ十字固め GRACHAN42 × GLADIATOR 011
【GRANDウェルター級タイトルマッチ】
2019年12月22日
× ウィル・チョープ 1R 3:21 リアネイキッドチョーク GLADIATOR 010 2019年7月7日
レッツ豪太 5分3R終了 判定3-0 GLADIATOR×DEMOLITION Vol2 in OSAKA
【初代GRANDウェルター級王座決定戦】
2018年12月2日
ベク・スンデ 5分2R終了 判定3-0 Grachan 35.5 2018年7月16日
間宮晃仁 5分2R終了 判定2-0 Grachan 31 2017年10月15日
川中孝浩 1R 5:00 TKO (ドクターストップ) Grachan 28 x Brave Fight 14 2017年2月26日
鈴木智也 5分2R終了 判定2-0 Wardog Cage Fight 12 x GRACHAN 27 2017年1月29日
佐々木克義 1R 2:48 TKO GRACHAN 24 2016年8月7日
ディエゴ・アンラク 1R 3:48 TKO CHAKURIKI 2 2016年8月7日
カンホサ 1R 3:48 TKO GRACHAN 21 x Wardog Cage Fight 8 2016年1月31日
米田奈央 5分2R終了 判定1-1 DEEP 71 Impact 2015年1月31日
上山龍紀 2R 2:38 TKO (パンチ連打) Grachan 15 2014年11月30日
× 岡野裕城 2R 1:48 リアネイキッドチョーク マッハ祭り! 2013年9月29日
× 大原樹理 5分2R終了 判定0-3 DEEP 60 Impact 2012年10月19日

キックボクシング・ラウェイ

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キックボクシング 戦績
6 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
3 2 1 0 0 1
2 1 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 都木航佑 3R終了 TKO (棄権) SHOOT BOXING 2024 act.4 2024年8月17日
風間大輝 3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2024 act.2 2024年4月13日
木村ミノル 無効試合 RIZIN.43 2023年6月23日
× 海人 3R終了 判定0-3 RIZIN.23 - CALLING OVER - 2020年8月10日
ウィル・チョープ 4R 0:39 TKO(カット) LETHWEI IN JAPAN 12 ~勇者の証~ 2019年5月17日
カイ・チー 2R 2:53 KO(3ノックダウン) LETHWEI IN JAPAN 11 ~一千年の力~ 2019年2月27日

脚注

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  1. ^ 【シュートボクシング】初参戦のロクク・ダリ「ボコボコにすることしか考えてない」「いつか海人選手とやれるのであればリベンジしたい」”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2024年4月16日閲覧。

外部リンク

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